1月上旬、ETV特集で青森県五所川原市金木の「餅ばあちゃんが教えてくれたこと(桑田ミサオさん)」が放映されまして、
「餅ばあちゃんが教えてくれたこと」 - ETV特集 - NHK
以前2020年6月に放映された「プロフェッショナル 仕事の流儀 餅ばあちゃんの物語~菓子職人・桑田ミサオ~」に追加取材分をまとめた内容でしたが非常に感銘を受けるものでした。
「#餅ばあちゃんが教えてくれたこと」のTwitter検索結果 - Yahoo!リアルタイム検索
ただその番組中で「95歳で(笹餅作りを)止めようかな」的な発言をされてたのが非常に気になりまして、昨夏ぶりに笹餅を買いに(クリックで昨年の記事へ)真冬の青森へ行って参りました。
件の笹餅は金木町(ってつい言ってしまいますが現在の五所川原市金木地区)「スーパーストア金木タウンセンター店」で一括販売されてまして出来る事なら開店朝9時までに到着しておきたい。
桑田ミサオさんの笹餅についてのお知らせ | 株式会社スーパーストア
例によって仕事終わりに仙台を出発して国道4号線を北上。下道を進みますが夜の国道は氷点下で所々凍結しておりとても朝9時に間に合わない状況。朝6時頃やむなく盛岡から高速道路に乗りますがそれでも積雪のため50キロ制限でゆっくり慎重にしか進めず。
積雪で狭くみえる追い越し車線から速度オーバーの大型車にバンバン追い抜かれましたが自分はとてもその速度で走る気にはなれない(笑)
高速を降りてからの下道も金木町名物”地吹雪”と凍結路にハンドルを取られながらなんとか金木町のスーパーに辿り着いたのが9:45と少し遅れましたが無事”笹餅”を購入出来ました。
コロナ禍と悪天候とで客足が少なくまだ在庫あってそんなに急がなくても買えたようでしたがそうそう気軽に来られる場所じゃないので仕方ない。※よし餅も買えました。
ついでに”さどうジャリジャリってたげめぇじゃー”なイギリストーストも買っておこう。
教訓、冬の金木はハンパ無い。1年目のスタッドレスじゃなかったらもっと危なかったかもしれない。※なにせ地吹雪ツアーの舞台ですからね。まじぱねぇっす。
さて金木のソウルスイーツをゲットした後は木造駅しゃこちゃんに会いに木造駅へ移動。相変わらずデカいなぁ。スケールが狂わされます。
そしてせっかくお昼に青森に来たのでここらでラーメンを頂きたい。以前に営業時間終了でフラれておりました(クリックで当時の記事へ)木造駅前に在ります「神武食堂」へ行ってみます。こちら大正13年の老舗で津軽百年食堂の一つ。
神武天皇と同じ漢字を使うので”ジンム”と読みたくなりますが二代目の主人”神 武男(ジン タケオ)”さんから名前を取ったとの事で”ジンタケ”食堂と読まれるそうです。今は四代目が切り盛りされています。
青森県つがる市『神武食堂』の担々麺とチャーシュー丼、手もみ中華、レバニラ炒め | 百年食堂−街に愛される老舗の歴史と味の物語
さて何を頼もうか悩みどころ。二代目のレシピがそのまま受け継がれてるという老舗の中華そば系統も良さそうですが「神武食堂」がラーメン雑誌に掲載される時よく店の看板メニューで「担々麺」が紹介されているのを見たことがあったんでこれを頼んでみます。
早速のスープですがベースはガラ味で地域ガラというか煮干しの出汁が効いてしっかりと作られた醤油スープ。
そこに担々麺たる摺り胡麻と辣油がブレンドされてマイルドで甘辛なタップリとした味わいの深さをスープにもたらしてくれています。
辣油の唐辛子の香りと共に花椒の芳香が鼻を抜けてきて田舎の食堂といったロケーションからは想像もつかなかった(失礼)かなり本格的な華担々麺になってますね。
驚いたのが上にトッピングされた肉味噌ですが細かく刻まれたザーサイや椎茸等が入っていてザーサイが食感をシイタケが複雑な旨味をスープにもたらしてくれていてこれがまた美味いっすね。
こういう工夫を入れている担々麺ってなかなか見ないような気がします。四代目が東京で中華の修行をされていた際にハマって研究・開発されたと聞いてましたが成程それだけの事は有りますね。
壁に飾られていた多数のサイン色紙の中によこゆい横山結衣@元AKB48チーム8を発見。
さて「神武食堂」の「担々麺」ですがオリジナリティあるしちょっと病みつきになる味わいに思います。夏季は「冷やし担々麺」なんてのもあるみたい。「シーフードラーメン」がどんなんだか気になるし丼ものや定食も美味しそうでしたが、多分次回もまた「担々麺」を頼んでしまうのだろうな>自分。ごちそうさまでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます