コロナ禍中に”ドライブ依存症”を拗らせてしまい休みのたびに遠出しまくっていた今夏ですが、今回は7月中旬に秋田県男鹿市へ日帰りドライブに行ってきた時の話です。
例によって仕事終わり後にお風呂道具持参で仙台を出発。鳴子から国道108号線を”令和オジサン”の出身地”秋の宮”温泉郷を抜けてそのまま日本海側の由利本荘まで進みます。
途中「道の駅 清水の里・鳥海郷」でトイレ休憩。駐車場の橋の方にバイク停めて小さめのキャンプ張ってる強者がいらっしゃいました。
バイク旅って凄いなぁ。尊敬。比べたら車中泊なんて甘えですね。雨露凌げるだけ有り難いと思わないと。
「んほー」昭和シェルで貯まるポンタポイント(一部GSを除く)ってローソンでチューハイに交換出来るから良いっすよね(底辺の発言)
鳥海山を照らすオレンジの朝焼けを右に見ながら無料高速「日本海東北道」をひた走り大内JCTで降りて「道の駅おおうち」に着いたのが朝4時過ぎ頃。ここらで疲れがピークに達したのでシートを倒して仮眠をとります。
車中泊あるある!方角を調べて車の前方を出来るだけ北西に向けるようにしています。朝日が差し込むと車中の温度が一気に上がったり眩しくて寝てられないんですよ。窓に張る目隠しも一応常備してはいますが設置する前に寝ちゃったりします(笑)
さて朝起きたら国道7号線に戻り海岸線沿いを軽快にドライブ。この道路って流れが早くて快適でオススメ。
海の向こう側に見えるのは男鹿半島の寒風山かな?今日時間有ったら行ってみよう。
秋田市内では鉄鍋(CNAアリーナ秋田)を横目に見つつ土崎に抜けて国道101号線を左折、男鹿半島方面に向かいます。
赤鬼青鬼の”巨大なまはげ”モニュメントがある「男鹿ふっと観光案内所」にてトイレ休憩。これ見ると男鹿に来たなと実感しますね。
まだ朝9時頃という事で秋田名物ババヘラアイスの人も準備中でご当地スイーツはまたの機会に。今回の旅の最初の目的地・入道崎に向かいます。
道中「なまはげ直売所」なる看板を発見。なまはげって売られてるんすか?(驚)ロースとかモモ肉とか部位で切り売りされてる光景を想像してしまいましたが(笑)
さてこの日の天気予報では東北一体が雨模様の中、秋田県西部だけ晴れとなってました。
もしかしてこの雲って低気圧の端っこで右側(東方)は天気悪くて左側の男鹿方面だけ晴れてたりするのかな?
入道崎に到着したら見事なくらいの晴れ模様。やっぱ今この瞬間東北で男鹿だけ好天かもしれない。
コロナ禍でしたが結構他県ナンバーの車が多く来てて観光客が楽しげに談笑されてる姿を多々見かけました。よっしゃみんなで経済まわしましょう。
こちらがゼブラ模様で有名な「入道崎灯台」自分は階段を登る気力は無く外から写真をパチリ。
謎を解明すべく「入道崎海陽」にて「黒い塩ソフトクリーム」を頂きます。
こちら男鹿半島で取れた天然塩をスモークにした塩を濃厚バニラクリームにトッピングした一品。ミルクの甘さに塩味が絶妙にマッチ。美味しい。
なまはげに寄って見るとヒョウ柄だったりお洒落で驚き。本当にそこに生きているような力強い生命力すら感じます。これは子供泣き出すやつや。
さて入道崎を出てからは今回の目的地「お食事 省吾」(店名クリックで前回記事へ)に向かいます。
到着しましたが…何と土曜日お休みでした。マジか。食べログには日曜休みとしか書いてなかったのになぁ。トマトラーメン食べたかった。ちなみに自分の他にも車が1台来てて同じく途方に暮れてました。お仲間や(笑)
しょうがないので気持ちを切り替えて「道の駅おが オガーレ」に行ってみます。
こちらで”コロナ募金弁当(500円)”なるものが売られているのを発見。
どれも安くて美味しそうですが「肉野菜炒め弁当」を選んで食べあぐねていた昼食をゲット。この後車中で一気にかきこみます。
その他直売所ではハタハタ寿司などをお土産に購入。生鮮食品ですが日帰り旅行なので多分なんとかなるっしょ。駐車場に戻ったらトンボがアンテナにとまってました。夏ですな。
パラグライダーをされている方を発見。気分爽快でしょうなぁ。いつかやってみたい。
さてせっかく男鹿に来たので温泉に入っておきたい。男鹿温泉郷に移動してお風呂が良さそうな男鹿ホテルに行ってみましたが生憎コロナ禍で秋田県民の方のみ限定開放となっており断念。萬盛閣も同様でまぁこのご時世だししゃあないか。
日帰り入浴施設「温浴ランドおが なまはげのゆっこ」が営業されてたのでこちらでゆったりお湯を頂きます。
温泉では無いらしいのですが比較的新しい施設でカランやシャワーが使いやすくジェット湯とか有ってしっかりと旅の疲れを洗い流させて頂きました。
お風呂を出た後はオヤツタイム。ローソンをハシゴしてお馴染み「金農パン」を買い集めます。
先日6/28に東北一周で秋田を通った時に買った「いぶりがっこチーズパン」(クリックで過去記事へ)を探しましたが見つからず。
りんごシロップ漬けとジャージー牛乳クリームの「金農パンケーキ」と、あきたこまち米粉で作られた「金農ブリュレ風パン さつまいも入り」をゲット。何かめちゃめちゃ進化してますね。仙台でも普通に買いたいっすわ。
立ち寄ったローソンの敷地内にケーキ屋さんが有ったので「ボンヌ」ついでに行ってみます。
なまはげくん(シュークリーム)が人気との事でしたが残念ながら売り切れ。パリジェンヌとアップルパイと焼き菓子をお土産に購入。これは仙台に帰ってから頂くことにしよう。
男鹿を出たら国道101号線を秋田市方面に進みます。男鹿に来るたび風力発電の風車の数が増えてるような気がしますね(気のせいか?)
名残惜しいですが日帰り旅なのでそろそろ帰路につかないと今日中に仙台に帰れなくなりそう。
と言いつつ仙台に帰る前に秋田でラーメンを食べておきたい。今回は土崎エリアにあります「麺一徹」に行ってみます。
店構えに見覚えがあると思ったら以前「麺一 秋田店」(店名クリックで過去記事へ)の時に来たこと有る場所でした。あの後店が変わったんですね。
メニューが賑やかで見てて楽しい。でも「ど醤油 どみそ どしお」とか「じわるー」などコメントに若干メンドクサそうな雰囲気を感じますね笑) 居酒屋ノリ的な。
あでも左下の「持ち込み大歓迎」は凄い。コンビニ弁当持込みOKとかそんなの初めて見ました。「カップラーメン等オッケー」は懐深すぎでないすか?「当店のスープ注ぎます(※)」とかもう意味がわからん(笑)※100円でスープ注いでくれるらしい。
という事で”ラーメンより美味しいラーメン”という煽り文句の真相を探るべくこちらをオーダーです。
仙台にもカルボナーララーメンを提供してる店が有りますが(クリックで過去記事へ)秋田で頂くのは初めて。見た目がもう完全にカルボナーラのそれでなんか楽しい。
早速スープを一口頂きますとベースは塩味のスープでその上にカルボナーラのソースを丁寧に浮かべて焼いたベーコンと青ネギ、黒コショウ、卵黄のトッピングがされています。
カルボナーラソースの中にチーズの塩気が内包されていてベーコンや卵の味と良くマッチしています。間違いない相性の良好さ有り。これは美味しい。
麺は中太でもっちり食感の縮れ麺が合わせられてやや塩気強めで濃厚なスープにがっちりとよく絡みます。
本物のパスタでカルボナーラを頂くのよりも旨味豊潤なスープがプラスされている分お得感が有りますね。しかもクオリティが高くてただの面白メニューでは無い一杯。”ラーメンより美味しいラーメン”の真意は分かんなかったけど美味しかったからまぁいいや。
ご飯の上にチャーシュー刻み、海苔とネギを乗せて醤油ダレで味付けしたもの。ご飯が普通の茶わん一杯分位あってこのボリュームで”ミニ”呼ばわりは”はんだや”レベルの逆詐欺でしょう(笑)
味付けが若干しょっぱめなのでラーメンのスープを投入して添えられた木製スプーンで豪快に頂くのが幸せを呼びましょう。再来店時はまた絶対頼みたくなる一品。
動物系は鶏ガラ鶏清湯とのことでガラの旨味を丁寧に抽出したベースを使用。
清湯ながら見た目は鶏白湯に近い感じでサラリとした飲み口の中に鶏炊きのようなじわじわっとした旨味有り。先ほどの「カルボナーラ~」では若干分かりにくかった鶏の上質な旨味が感じられます。
塩ダレは昆布系の旨味と塩味が強くてくっきりとした味わい。鶏油も浮かびコクも十分でそこにニンニクを焦がして取った黒マー油が結構多めに投入されて高い香ばしさをプラス。メリハリが有りますね。
「マツコ餃子」って何?マツコの知らない世界? そしてタレではなく塩で食べるように張り紙「てんしのささやき」で書かれておりました。
# よく見たら小さい”ゅ”が書かれてて「てんしゅのささやき」が正解なのね。(ぅあーメンドクサっ、笑)
塩よりタレの方が美味しいよね派なので若干抵抗ありましたが言われる通り塩を付けて餃子を頂きますと信じられないくらいの肉汁がジュワっと溢れてきまして旨味たっぷり。成程これならタレ不要、何なら塩も要らないかもしれない。言うだけありますね。旨し。
# 夏季限定?の「一徹 冷やし麺」も美味しそう。とにかくメニュー多くてデパートみたい。
さて「麺一徹」ですが共通して若干塩気強めながらラーメンは美味しいしサイドメニューのクオリティも高い。最初胡散臭さを感じた店内多めの張り紙も客を楽しませるアイテムと思えば良いものに思えてきました。
でも「あんぱん割引」とかもはや意味が分からな過ぎて怖いかな(笑)今度あんぱんとカップラーメン持参して”ゆったりずむ”しに来てみよう。(次回へ続く)
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