仙台ラーメン最強伝説

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中華そば処 琴壱(山形県鶴岡市)

2019年04月26日 | 山形県

前回の続き)鶴岡・酒田の庄内エリアで旨いラーメンと桜模様を堪能した後は寂しいですがそろそろ帰路へ。新庄・尾花沢方面に向かいます。

途中国道345号線から眺める霊峰・月山は残雪でほぼ真っ白。

”夏スキー”も楽しめる山形の標高1984mの美しさを堪能しつつ車を走らせます。

途中大石田町に有ります「最上川千本だんご」(店名クリックで過去記事へ)に立ち寄ってみました。

# 花より団子!

だだちゃ豆を使った「ずんだんだんご」が定番のお店ですがこの時期は桜、イチゴを用いた季節限定オリジナル団子が大人気。この日も平日にかかわらず沢山の客さんが訪れていて行列が出来ていました。

まずはさくらを3本購入。白あんと黒あん両方に桜が練り込まれていて非常に凝ったつくりになっててメッチャ美味しい。イチゴ団子も2種類に増えててどっちも美味しかった。ちなみに団子は次の日には固くなりますがアンコ部分をそぎ取ってからレンジでチンすると復活します。お試しあれ。

 

 

さてラーメンは山形シリーズラスト。鶴岡市に有ります人気店「中華そば処 琴壱」から

こちら”琴”が付く店名から察する通り庄内エリアの超行列店「琴平荘(こんぴらそう)」(店名クリックで過去記事へ)で修業されて独立された店主さん(琴平荘店主の同級生なんだらしい)の店舗という事で、こちらもやはり店の外に溢れる行列が出来ており凄まじい琴平荘系の人気を感じます。

まずは「琴平荘」インスパイアの醤油スープから頂きます!

中華そば」680円

スープベースは豚骨ガラ主体らしき味わいに香味野菜を効かせたもので思いの外動物系が先行しています。魚介系は飛魚出汁が効いてますがあまり突出させずじわじわと優しい味わい。

なんと言っても醤油ダレの出来が良く濃口醤油の塩気の少なさに昆布出汁が良くハマっていてやや甘さ控えめ感が良いですね。酒田の月系とも少し異なる味わいのスープで間違いなく琴平荘の系譜を感じさせるもの。

麺は緩く縮れさせた中細麺でやや柔らかめの茹で加減は老若男女幅広い客層に合わせたタイプか。ラヲタとしてはもう少し固めが良いような気がしますがこれはこれで悪くない。※麺固め注文も可能。

ここまでほぼ「琴平荘」で食した時のインプレッションと重なる印象が有って師匠のスープを間違いなく踏襲されているのかなと思われます。外さない一杯。

スープまでしっかりと完食。旨し。

 

中華そば(塩)」720円

塩スープですが豚骨ガラベースが醤油よりもあっさりで昆布と節が香り醤油と違い魚介系がスープの主体になっている印象有り。

飛魚出汁よりも節系が立っているような気がしてその分上品に丁寧に纏められているような気がします。海苔は板ではなくバラ海苔が乗せられスープへより積極的に磯味を加えていきます。

メンマが面白くて太いのと細いのと2種類乗せられてるのがユニーク。太いものはコリコリ食感が楽しく、細い方は麺と一緒に啜って味わうのが良さそう。細かい所で「琴平荘」と差別化が図られている模様です。

ちなみにラーメン雑誌クーポン利用でトッピングメンマ頼んだところ別器で頂きました。このメンマ結構美味しいので是非頼んでみたい。

 

さて「中華そば処 琴壱」ですが人気店が暖簾分けをされて幅広い客層に受け入れられていく図式というのは単純に見えてその再現とは実は目に見えない努力の賜物と思われますのでこのまま突き進んで行かれるのかなと思います。いつしか「琴壱」の弟子が出店されたりをして「琴平荘」の孫弟子なんて言われたりする時代が来るのかもしれませんね。ごちそうさまでした。

(18/10/27)
中華そば処 琴壱/山形県鶴岡市羽黒町押口川端42-37


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