折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ようやく冷え込む季節になりました。

2011年11月15日 20時50分56秒 | 立冬

 

◇ けさはこの秋初めて気温が10度を下回りまして(9度)、暖かな秋に慣れた肌には余計に冷たさを感じる朝でした。

  庭のバラは相変わらず少しずつですが、秋特有の素朴で落ち着いた様子を見せています。

  ここしばらく多忙が予想され、かつ体調不安(やや不調)で、前回お断りしましたように残念ですがブログをお休みします。

  休日に時間が取れたらブログ更新できることがあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

□ これは一昨日(11月13日)の姿。

久しぶりの優雅な大輪です。

 

□ レディ・エマ・ハミルトン

(Lady Emma Hamilton S 2005 D.Austin England)

今シーズンはやや病害虫の被害で残念でした。

それでもこうして優美な姿で開花の途中です。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

相変わらずの爽やかな美人さん、癒しのバラです。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

うちの庭で開花途中も「華」のあるバラだと思います。

 

□ ハゴロモジャスミンのまだまだ深い緑をバックに中輪のピンク…。

真冬の記録的な寒さで、その9割以上をなくしたハゴロモジャスミン。

それがたったの一シーズンで、ご覧のとおりの驚くほどの回復力。

これでは来シーズンのバラの日照を確保するために、

もうすぐつるを適度に剪定しなければならない程です。

 

  

□ コーネリア (Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

まだ完全に明けきらない朝、ぼんやり光るような様も優雅な光景です。

 

  

□ イングリッシュ・ヘリテージ (English Heritage S 1984 D.Austin England)

この秋も随分咲き進んで来ました。

右の画像は、クレマチスとのコラボです。

 

  

□ クレマチスのダッチェス・オブ・エディンバラ、

たった一輪だけ咲きました(右)。

春は咲いて当たり前でも、

晩秋に咲く花は、その健気さに頭の下がる思いがしました。

 

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小春日和の穏やかな日曜日

2011年11月13日 20時01分02秒 | 立冬

 

◇ 久しぶりに週末の土曜、日曜が好天に恵まれました。

  これまで揃えて来た秋植えの球根、苗類を取りあえず少しだけ植え付けてみました。

  バラを始めるずっと前から楽しんでいたビオラ、やはりこの花を見るとホッとして心が落ち着きます。

  これから週末ごとに植え付け、そしてバラの後始末、その度に秋は深まりつつ、冬支度が始まるいうことです。

  

□ 玄関では、白いバラがゆったりと風に揺れていました。

 

  

□ アイスバーグ (Iceberg F 1953 Kordes Germany)

 

  

□ 紫色のビオラ、アイスバーグの横にハンギングです。

 

□ あと、今日の植え付け分、鉢植えです。

 

  

□ ビオラはこんな淡い色、2品種です。

 

□ それから、チューリップ中心の寄せ植え、2種。

手前は、濃紺のヒヤシンスが欲しかったのに、

この色のヒヤシンスが店頭になかったので、

ピンクのチューリップとのセットを求めました。

奥は、白系統のチューリップ中心の寄せ植えです。

 

  

□ 葡萄紅 (Pu Tao Hong Ch)

晩秋の穏やかな日差しを受け止めています。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

秋のバラの風情たっぷりに、今シーズンの最終便。

 

     ※ 都合により、しばらくの間ブログをお休みします。

       皆様、お風邪などお召しになりませぬようにお気をつけ下さい。

 

 

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過ぎてしまえば2か月なんて…

2011年11月11日 21時31分21秒 | 立冬

 

◇ 空港へ向かう車窓から目に入った、やわらかなピンクの山茶花の花、1,2,3,4,さざんかキューなんて、悠長なときではありませんでした。

  黄色いバラの咲いた9月のある朝に産声を上げた孫、誕生からちょうど2か月経って、とうとう住民票住所へと戻って行ってしまいました。

  「じじばか」と笑われそうですが、正直私にはまるで天使が降りて来たような(≒諸先輩のおっしゃる、孫はかわいい!?)不思議な毎日でもあったのです。

  これからまた以前の日常に戻る訳ですが、気持ちの張りという意味ではこれまでと全く違う日常が待っているようで、考えてみれば幸せなことです。

 

□ 雨のぱらつく朝、白いバラの返り咲きがありました。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

 

  

□ 白いバラの対極のように、蕾もところどころに…。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(左) 葡萄紅(右)

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

庭で最も古くから咲いている黄色いバラ。

返り咲きが進んでいます。

 

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

2か月前にはこんな黄色いバラが咲いてました。

 

□ それにまだまだ朝顔の季節でした。

 

   

□ この飛行機ではないのですが、似たようなもの…。

大分空港、向こうに見える山影は四国(愛媛県)です。

 

 

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暦の上ではもう冬なんだとか

2011年11月09日 22時07分09秒 | 立冬

 

◇ 昨日11月8日は二十四節気の立冬、暦の上ではもう冬なんですが、11月に入ってからずっと気温の高い日が続いてました。

  今日辺りはややヒンヤリして来ましたが、どうもそんなには寒くはなりそうにない11月が、スケジュールを消化するみたいに淡々と進んで行きます。

  そして朝の冷気に包まれるような白いバラの佇まいに、今年もバラの花シーズンがあっという間に過ぎて行ったんだと、暦の速さに心の中はやや茫然と…。

  その白いバラにカメラを向けたら、そんな気持ちを知ってか知らずか、立ちはだかる(ちょこんと座ってますが)猫一匹、うれしそうに喉を鳴らしているのでした。

 

  

□ アイスバーグ (Iceberg F 1953 Kordes Germany)

 

  

□ いかにも晩秋のバラの蕾らしく…。

 

□ パカラ (Paccarat ♂ 5歳)

この方向からバラの全容を撮りたかったのですが…。

 

□ フローランス・ドゥラートル

(Florence Delattre S 1997 Guillot France)

 

  

□ 秋のバラというのが、何となくわかる趣きで咲いています。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

次々に返り咲いたバラも最終近くになりました。

 

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長い間

2010年11月19日 21時50分15秒 | 立冬
                                                                 2010年11月19日
                                        □ ウィンチェスター・キャシードラル 
                                  (Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)



               
                                                2010年11月18日
                 □ この秋はクリーム色、中輪のカップ咲きで返り咲いています。
 


◇ 今年は4月の末、ゴールデン・ウィークの入口がすなわちバラのシーズンの入口でもありました。
  春から秋へと長い間バラのシーズンが続いて来ましたが、そろそろお仕舞いに近づいたようです。
  この時季はとうとうバラが終わってしまうという寂しさがまず前面に出て来るようで、来シーズンのことを考えるのは億劫でさえあります。
  この週末からは少しずつ庭に手を入れ始めようと思いますが、一方ではまだわずかに残るいくつかの蕾にこの年の名残を感じていたい気分です。



               
                                            2010年11月18日
                         □ イングリッシュ・ヘリテージ 
                    (English Heritage S 1984 D.Austin England)



               
                                                2010年11月19日

               □ 透き通るようなローズ・ピンク。晩秋の朝、その彩りが引き立ちます。



                       
                                                 2010年11月18日



               
                                                 2010年11月19日
                □ アンブリッジ・ローズ (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)



               
                                        2010年11月19日



               
                                        2010年11月17日
                        □ レディ・エマ・ハミルトン
                 (Lady Emma Hamilton S 2005 D.Austin England)



               
                                        2010年11月18日
                         □ パット・オースチン
                    (Pat Austin S 1995 D.Austin England)



                       
                                                2010年11月18日
                                   □ チャイコフスキー
                            (Tchaikovski S 2000 Meilland France)
  


               
                                                2010年11月19日
                           □ レオナルド・ダ・ヴィンチ 
                     (Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France)



                
                                                2010年11月14日
                            □ コントゥ・ドゥ・シャンボール
                   (Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)
                私のオールド・ローズの原点のバラ、少ない花びらで咲いています。

 
  
 
 
 
 
  
  
 
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十一月も月半ば

2010年11月16日 23時39分16秒 | 立冬
                                                             2010年11月16日
                               □ 荒れたような庭、寂しいような、秋の終り、冬の始まり。


                
                                                2010年11月13日
                        □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
                   (Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)
                    
                  左は、エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)


◇ 毎朝数枚のバラの写真を撮り続けてはいたのですが、なかなかブログ更新のタイミングが取れずに、気がつけば十一月も早や後半の部。
  週末までの過ごしやすさとはうって変わって、週の初めからは日中も寒く感じられられるこの時季らしい日和となりました。
  わが世の春、夏、そして秋を彩り続けて来た四季咲きバラもそろそろお仕舞い、来シーズンに向けてこちらから動き出す頃のようです。
  狭い庭なりに、バラの魅力をバラそのものがそっと語りかけてくれるような、そんなバラ庭になったらいい…夢の続きは来年に持ち越されます。



               
                                                2010年11月15日 
                           □ ウィリアム・シェイクスピア2000 
                   (William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)



                    
                                            2010年11月13日 



                
                                                2010年11月11日
                □ L.D.ブレスウェイト (L.D.Braithwaite S 1988 D. Austin England)



               
                                                2010年11月10日
                    □ 秋になって、これほど咲いてくれるとは意外でした。



               
                                                2010年11月10日
                      □ 実際の色彩はもっと純粋な赤、真紅です。
  


        
                                11月13日                              11月12日



             
                                11月11日                              11月10日

                    □ 晩秋のバラは、これほどゆったりとした歩みなんですね。



               
                                                2010年11月14日 
                    □ アイスバーグ (Iceberg F 1953 Kordes Germany)



               
                                                2010年11月14日
                       □ 訪ねて来られる方に好評のバラです。



               
                                                2010年11月10日
                  □ 雨に濡れて、晩秋に清貧な白いバラは似合うと思います。



               
                                                2010年11月13日 
                  □ パット・ オースチン (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
                    こちらは、小春日和が似合うバラ。もうしばらく咲き続けるはず。
 


               
                                                2010年11月14日
                □ アンブリッジ・ローズ (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
                  11月になって少しずつですが、ずっと咲き続けています。



               
                                                2010年11月14日
                  □ ザ・ピルグリム (The Pilgrim S 1991 D.Austin England)



               
                                                2010年11月14日
                 □ 秋は返り咲きしないなんて解説がありましたが、このとおり。。。



                    
                                          2010年11月12日
                     □ ザ・ピルグリムとチャイコフスキーのコラボです。



               
                                                2010年11月11日
                 □ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France)



                  
                                            2010年11月9日
                          □ 返り咲きの始まりでした。
 



 
  
     
 
    
 
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春から秋へ Roses of Memories 22 ~ Penelope ~

2009年11月20日 23時00分55秒 | 立冬
                                  2009年11月19日
        □ ペネロペ(Penelope HMsk 1924 J.Pemberton England)
               寒い朝、ようやく返り咲きが始まりました。

     
                              2009年11月15日
         □ ここまでちっとも気がつきませんでした。
           寒くても、うどんこ病は若干「健在」です。

◇ うちの庭ではめずらしい、ハイブリッド・ムスク系のバラです。
  同じ系統のコーネリアは、今シーズンはほとんど棒に振りました。
  数日前の開花時の花びら、淡いアプリコット色、ようやく気づいたくらいです。
  一輪では自己主張のない地味なバラ、来シーズンのたわわな房咲きに期待です。
 
     
                              2009年7月16日
       □ シンプルな平咲きでも、花びらの色合いは繊細。

     
                              2009年5月23日
        □ 今年の新苗(とても安価…)、初咲きでした。


☆☆☆ デザート・タイム ☆☆☆

     
       □ チーズ・ボジョレーとありました…。
         フランス語で、チーズはフロマージュ(fromage)ですね。
         ボジョレー・ヌーヴォーにかけてあるんでしょう。
         おいしいチーズケーキでした。
 
 
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バラ、ほんのりと、もう冬。

2009年11月19日 09時22分50秒 | 立冬
                   □ ドミニク・ロワゾー
            (Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

◇ 今日の予想最高気温が13度、このところ12月並みの寒さの毎日です。
  周期的に冷たい雨が降って、バラも小春日和の中の開花のようには参りません。
  そんな中、雪の上にほんのり黄昏の空を映したような趣きのバラが咲いています。
  週末はまた雨予報、晩秋のバラには酷なこの頃となりました。

     
         □ 冬空の下、数日こんな感じで咲いています。

     
        □ 「ほんのり」このバラの見どころだと思います。

     
              □ イングリッシュ・ヘリテージ
         (English Heritage S 1984 D.Austin England)
           蕾はまだ大小50個くらい付いていますが、
               この陽気ではなかなか…。

     
         □ 日本水仙が週の初めから咲き始めました。
 
     
        □ ラベルの更新、これも冬支度の一つ(!?)です。
     
     
     □ パカラ(Paccarat ♂ 3歳)アップで撮らせてくれました。
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秋の色、ささやかでも深く

2009年11月15日 13時52分35秒 | 立冬
                  □ ハッピー・トレイルズ
            (Happy Trails Min 1992 Warriner & Zary USA)
           たったの一輪でも、深まり行く秋を感じさせる彩りです。

     
        □ 午前中3時間で上の画像ように開花しました。 

◇ ようやく11月らしく、冷たい風が吹くようになりました。
  秋植え球根の植え付けも、冷たい風が頬を撫でて行かないと雰囲気が出ません。
  めっきり花の少なくなった庭で、午後はひたすら植え付けの日曜日となります。
  季節はめぐり、もう春の花が確かにイメージできる頃に差しかかりました。

     
       □ ブーゲンビレアの夏の色も、いまでは11月の色。
         昨日の強風でエレモフィラにもたれかかってました。

     
           □ 日本水仙、急に膨らんで来ました。
             これから植える球根が二品種あるんですが…。

     
                  □ ペネロペ
        (Penelope HMsk 1924 J.Pemberton England)
             若干、うどんこ病、返り咲きです。


☆☆☆ 昨日(11月14日)の午後、立ち寄った別府のホテルより ☆☆☆

      
        □ 別府湾、向かって左は国東半島(くにさき-)。

     
         □ 白い船、海の向こうは四国、佐田岬半島。
           肉眼ではよく見えていたのですが…。

       
          □ 手前は別府市街、向こうが大分市です。
            わが家の方向も、向かって右端の低い山の
            その先に見えているような気がします。
            そんなことより、昨日の眺めは格別でした。
 
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秋のバラ、夏日でも。

2009年11月09日 00時05分10秒 | 立冬
                 □ ジュビリー・セレブレーション
            (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

◇ 日差しはあまりないのに、何となく暑苦しいような一日で終わりました。
  それもそのはず、最高気温25.4度(平年比+10)の夏日ですと…。
  1週間前は山に初雪、霧氷さえ見られたというのに、極端すぎる気候が心配です。
  偏頭痛をおしてまで庭にずっとは立つ気にもなれず、情けないような休養日でした。

     
                               2009年11月7日

     

     

     
       □ このバラの美しさ、何だかたとえようがありません。
         3年前からずっと美しい、ずっと大好きなバラです。

     
                               2009年11月7日
      □ 返り咲きに合わせるように、オキザリスが日向ぼっこ。
        先日、フランネル・フラワーを寄せ植えしてみました。
        毎シーズン、シュートの更新が順調に進んでいます。
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