◇ 九州北部地方は6月1日に梅雨入りして、今週は2日に一日の割合で雨が降り、週明けからはまた雨予報、それも金曜日まで五つも傘マークが続いています。
じめじめと雨の日が続くのも嫌なものですが、今は田植えの季節でもありますから、この田畑を潤す雨降りはやはりなくてはならない天の恵みです。
庭の花暦は今年は1週間から十日くらいは先に先にと進んでいて、四季咲きや返り咲きのバラはそろそろ二番花が咲き始める頃になりました。
雨に濡れたバラの花は、茎の細い品種は重みで全体の形が崩れたりしますが、雨の季節にしっとりと咲く姿は一層エレガントな雰囲気に包まれているように感じられます。
2015年6月7日
□ 今年が庭で初咲きの深紅のバラが再び咲き始めました。
6月6日
□ 庭で最も暗く深い赤とでも言うべき花の色です。
□ ムンステッド・ウッド
(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)
6月4日
□ 開花の始まった頃、雨の日の翌朝です。
6月5日
□ 開花の朝は、強い雨降りでした。
6月7日
□ 向こうには、雨に濡れて倒れかけたアナベルが見られます。
□ カンパニュラも少しずつ咲き始めました。
6月4日
□ アナベルは、この頃から花の白さが増しています。
6月5日
□ ビチセラ系のクレマチス、エミリア・プラターはそろそろお仕舞いです。
6月2日
□ ドミニク・ロワゾー
(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
アナベルを背景に、かすかに淡いピンクを楽しめました。
6月7日
□ 一番花が長く咲き続けているバラもあります。
6月4日
□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
もっとも、二番花の蕾もすぐに控えていますが…。
6月7日
□ こちらは早くも二番花が咲き始めました。
□ ジャクリーヌ・デュ・プレ
(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)
雨に濡れない方がこの花らしさが増しますが…。
□ 株の上の方の蕾にずっと気を取られてましたら、
真ん中辺りでひょっこり顔をのぞかせました。
□ ハーロウ・カー
(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)
花殻摘み後の新芽が伸びて、あと1週間もしたら二番花が咲き始めるでしょう。
6月5日
□ 今年は花が少ないですが、朝こんな花の色を見るとホッとします。
6月7日
□ エグランタイン
(Eglantyne S 1994 D.Austin England)
こちらもあと1週間くらいで二番花が開花するはずです。
□ 顎紫陽花も次第ににぎやかになってきました。
□ この紫陽花も次第に色づいていくことでしょう。
□ 最後に仕立て失敗の図、アーチにピョンピョンとシュートが伸びての二番花です。
茎が硬く強くて、花が咲いても全く枝垂れません。
だからアーチの下からは花の咲いた姿を見られないのです。
□ ティー・クリッパー
(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)
ポール仕立ても結構むずかしいかもしれませんが、
少なくともアーチ仕立ての品種ではなかったようです。