折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

今年は何とも長い猛暑の夏

2017年08月20日 20時18分28秒 | 立秋

◇ 暦の上では今は二十四節気の立秋、そろそろ秋の風立つ頃になっても良さそうなのに、そういう気配すらなかなか感じられないこの夏、猛暑の毎日です。

  8月もお盆を過ぎますと、次のような和歌や俳句を思い浮かべては、その心そのものに風の冷気と言いますか、かすかな変化を感じたものでした。

     秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる     藤原敏行 古今和歌集 秋歌上

     あかあかと 日はつれなくも 秋の風                       芭蕉    奥の細道 金沢

  今年はどうしたことでしょうか、週間天気予報はすべて晴れマーク、最高気温は33~35度、最低気温も25~26度で熱帯夜もまだまだ続くみたいです。

  それでも、そろそろ「潮目」が変わる日があるでしょうと、蒸し暑さをとにかく苦手にしている身ですから、秋の風の吹く朝を知らぬふりして待つことにします。

 

□ 朝日を浴びる房咲きのつるバラです。

猛暑の一日を予感させる光の強さ、このところ眩しい朝が続いています。

 

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

 

□ 半八重のピンクのバラ、やや秋めいてきたことの先取りでしょうか。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

□ このところ、真っ白な花びらの半八重のバラが咲いています。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

夕方の水遣り時に二輪咲いているのに気がつきました。

8月になってよく咲いているバラ、まだ蕾がいくつか見られます。

 

□ 朝顔の花に、毎朝涼を感じているこの頃です。

 

コメント (2)
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