◇ 今日は二十四節気の立冬、暦の上では冬の始まりですが、朝は少し冷えるようになったとは言え、日中の空気の温かさからは「冬」の到来などは感じられません。
いつものこの頃なら、しっとりと咲く秋の返り咲きのバラの花に、たとえ大した咲きっぷりではなくとも、この季節らしい風情の一端に触れる思いがしたものです。
それがこの秋は、咲いて当たり前と思っていたバラの花がほとんど咲かないものですから、まあ一回パスのシーズンがあっても仕方ないかと、あっさり諦めてしまいました。
この数日は新しく迎えたいバラの品種を選定したりして…好みのギヨーやデルバールを見ることもなく、さっさとイングリッシュ・ローズの2品種の大苗を注文したところです。
□ ブリリアント・ピンク・アイスバーグ
(Brilliant Pink Iceberg F 1995 L.Weatherly Australia)
この秋のシーズンに数輪のバラの花が同時に咲いたのは、初めてのことです。
フロリバンダ・ローズですから、名前のとおりたくさん咲いてほしいのですが…。
□ アイスバーグ
(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)
ピンクのバラにつられて、となりの白のアイスバーグも急に咲き始めました。
□ エグランタイン
(Eglantyne S 1994 D.Austin England)
あとは相変わらず(!?)一輪ずつの今日のバラです。
□ ジュード・ジ・オブスキュア
(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
春のシーズンより淡い色で、大きさも一回り小さい花が咲いています。
□ イングリッシュ・ヘリテージ
(English Heritage S 1984 D.Austin England)
11月から12月に旺盛に返り咲く、うちでは秋のバラの代表なんですが、ポツリと咲く一輪です。