折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

秋のバラ、冷たい雨に濡れて

2018年11月12日 22時03分12秒 | 立冬

◇ 11月に入って体感的には小春日和以上に暖かく感じる日が続いていましたが、今日は朝から冷たい雨のそぼ降る一日となりました。

  午後になっても気温が上がらず、外出するのにブレザーの下に一枚薄手のセーターを着ましたが、考えてみればこの秋初めての「厚着」でした。

  そう言えば11月と12月は私たちの母親の誕生月、それぞれ二人の誕生日がちょうど1か月違いの日付が同じ、今年で卒寿を迎えるということになります。

  とにかくいつまでも達者でいてほしいのと、あまり寂しい思いをさせないようにしたいのと、そんなことが私たち子どもとしての想い、そして切なる願いです。

 

                                                          2018年11月12日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

けさの様子、雨に濡れてしっとり感が増します。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

けさは8時半でも、このようにまだほの暗い感じがしました。

 

                                                              11月11日

□ その前日、木漏れ日の下で明るい黄色が眩しいくらいでした。

 

□ このバラの黄色には、いつも穏やかさと温かさを感じます。

 

□ この日曜日は、気持ちのいいピンクが目立ちました。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin)

 

                                                              11月10日

□ その前日の土曜日には、しっとりした秋のバラらしい花が見られました。

 

□ 小振りのピンクのバラも、ここに来てわずかばかり咲き始めました。

 

                                                              11月11日

□ ブラッシュ・ノワゼット

(Blush Noisette N 1814 P.Noisette USA)

 

□ 真紅の大輪のバラも咲き続けています。

 

                                                              11月12日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

雨に濡れて、その重みでややうなだれ気味の朝でした。

 

                                                              11月6日

□ この日は、庭でこの秋一番のバラの花が咲いたような感じがしました。

 


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8 コメント

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それでくしゃみが… (折節)
2018-11-15 22:46:05
Haruさん、こんばんは。

今日も真っ青な秋空が広がって、でも風が冷たく感じる一日でした。
私の母から先日の誕生祝のお礼の手紙が来ました。
さすがに字体からは力強さはなくなりましたが、あまりくずれることなく、どの行もまっすぐに書かれていました。
こんな感じでいつまでもいてほしいと思います。
お心遣いありがとうございます。

Haruさんのお母様はもうすぐ一周忌なんですね。
早いものですね、でもきっとお幸せな一生だったと拝察いたします。
大阪ですか、お気をつけていってらっしゃい。

バラの返り咲きが、あまりに品種が限られていて、もうこれ以上は咲きそうにありません。
やはり秋の花は春のような勢いには欠けますよね。
一番花は、放っておいてもそれなりに咲いてくれるイメージですものね。
シャルロット・オースチンがようやく本来の温かいイメージで咲いてくれた気がします。
そうですか、お友達がですね、それで突然…。
ピュアな黄色で整った花の姿、きっとご期待どおりの花が咲くと思いますよ。

シャルロットの交配親の片方が黄色のグラハム・トーマスで、そのまた親は真白のアイスバーグ。
アイスバーグはHaruさんも楽しまれていますよね。
こうしたバラの系統をたどるのも面白いと思います。

ヒースクリフは、これまでで一番整った花の姿のような気がします。
春よりもシックでしかも華やかな大輪、お褒めいただきましてありがとうございます。

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こんばんは~! (Haru)
2018-11-15 22:11:06
折節さん、お2人のお母様がお元気でいらっしゃるとのこと、何よりですね。
ウチは私の母が昨年末に亡くなってこの日曜に一周忌と納骨で大阪へ行きます。
大阪からこちらへ出てきて10年一緒でした。
いつまでも元気でいてほしいと思いながら、仕方のないことですね。
最期の瞬間まで普通の生活ができたのは幸せだったと思っています。
お2人のお母様、どうぞお大切にそしてお元気でいらっしゃいますようにお祈りしています!

折節さんのバラも次々と開花し始めてきましたね。
ヘリテージの美しさにはいつも見とれてしますます。
シャーロットオースティンの美しさも格別ですね~^
友人が来春ようにこのバラを予約したとか、折節さんも育ててらっしゃるよねと、彼女もブログを見ていたようです(*^_^*)
噂話を楽しみましたが、くしゃみしませんでしたか?(笑)

ヒースクリフ、色合いはもちろんですが咲き姿もとっても素敵!
ウィリアムシェイクスピア2000と違って、丹精な咲き姿にこれも見惚れました~♪
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ほっこりするようなお話 (折節)
2018-11-14 22:01:56
kokoroさん、こんばんは。

とてもいいお話をありがとうございました。

「桃栗三年柿八年」のたとえのとおり、柿の実のなるまでには、かなりの年月が必要なんですよね。
しかし、柿がこの上なく好きなおばあちゃんは、何が何でも苗を植えたい訳です。
「わたしゃ、柿の実のなるまで、その実を渋抜きにして、干し柿にしてほおばるまでずっと達者でいよう」
そんな強い意志、こう決めたら息子さんの意見も一蹴して、もうスパッと一直線、とても爽快なお話ですね。
「負けずに植えようとすることにえらい!」 ほんとにその通りです。

おばあちゃんはこれから柿の苗が成長して行くのを見守りながら、ご自分の気持ち、愛情をいっしょに紡いで行かれるのでしょう。
私もこれから柿の木を見るたびに、もちろん柿をほおばるたびに、このお話を思い起こしそうです。

そうですね、おっしゃるとおり、健康がやはり第一ですものね。
そうでないと母親を励ますことはおろか、安心させることもできなくなりますからね。

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園芸店で (kokoro)
2018-11-14 19:05:06
折節さんへ

お互い母親が高齢になっているので、ボケないで暮らしていてくれることがありがたいです。
母は熱中するあまりこけて肋骨にヒビが入ったり、
手首を骨折したりと肉体的に何か起こります。
それでも元気です。

きょうの園芸店での出来事ですが、母と同じ位のおばあちゃんと息子さんが二人で売り場にいました。
おばあちゃんは柿の苗を欲しがっているようです。
息子さんは「実が付くまで何年かかると思っているんだ!」と、大きな声が聞こえてきます。
それでも欲しいと言っているようです。
次の言葉が「実が生る頃まで生きているかわからないんだぞ!」
聞いていておかしくなりましたが、私がレジに並んだ時におばあちゃんが柿の苗を会計している姿に拍手したくなりました。
負けずに植えようとすることにえらい!と思いました。
何故かこの事を折節さんに話したくなりました。

長くなってすみません。
お互いに自分の健康にも気をつけて高齢の母たちを
見守りたいですね
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深まりゆく秋 (折節)
2018-11-13 22:30:47
kokoroさん、こんばんは。

11月も中旬になって、こちらも少しは深まりゆく秋の風情が感じられるようになりました。
街路樹や近辺の山々で始まった紅葉に、特にそれが感じられます。
例年より暖かな11月ですが、さすがに晩秋の風情ですね。

深紅のバラがいくつかあるのですが、この秋はヒースクリフだけが美しさを振りまいている感じです。
最後の写真は実際はもっともっと深い赤なんですが、これでもよく撮れた方だと、つまりきれいに咲いたという訳です。
他のバラは蕾がいくつか膨らんで来ていますが、11月中に開花は終わってしまいそうです。
イングリッシュ・ヘリテージはいつも年末まで咲いていますので、もう少し期待できるかもしれません。

お母様が元気でお暮しなんですね。
土いじりのお話、私もそう思いますよ。
要するに自分の好きなことって熱中しますし、それができる楽しみって、生きる張り合いになりますでしょう?
楽しいことを明日も明後日も思い続けられることが、脳に適度な刺激を生み、気持ちも含めて活性化されるのではないでしょうか。
私たちの母親二人とも、おかげさまでボケないで来たようです。
今でも普通に賑やかに会話ができることが、何よりありがたいことです。

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いつまでも元気でいてくれたら (折節)
2018-11-13 22:14:53
越後美人さん、こんばんは。

私たちの父親はどちらもすでに故人なんですが、母親は二人ともまだまだ元気で、それがうれしい限りです。
私の母は現在介護付き施設に入っていて、ときどきこちらから車を3時間近く走らせて訪問しています。
7月にはサウジアラビアから一時帰国していた娘(母にとっては孫のHちゃん)と孫娘のKちゃん(ひ孫)を連れて行きました。
事前に連絡していなかったので大層喜んでいました。
孫やひ孫と顔を合わせるのがとても楽しいみたいです。
頭はしっかりしていますので、ナンプレにはまっていて、それにいろんなことを良く憶えていましてね。
私に対して、「ドイツ語の試験はどがんやったと?」(どうだったの?)
「100点とはいかんやったばってん、軽々と通ったばい!」
そんな感じで笑ったものでした。
こちらは受験のことを話したことすら忘れてましたのに…。

家内の母も元気なんですけど、持病の治療で通院しているところです。
この週末には家内だけ実家に帰る予定です。
私も行きたいのですが、何しろ猫ちゃんを飼っているものですから、私は留守番になります。
それにかこつけて、いつも甘えてしまって、申し訳ないと思っています。

ようやく咲いた秋のバラを見せてあげられたら本当にいいのですが…。

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寒くなりそうです (kokoro)
2018-11-13 19:03:49
折節さん、こんばんは~

バラが色とりどりですね。
淡いピンクも優しい感じですが、ヒースクリフの深い赤もいい色!
シャルロット・オースチン、周りが明るくなりますね。
暖かな秋も終わりです。
こちらも明日は冷え込むとの予報です。
暖かくて庭に出るのも楽しみでしたが、あとは枯れ葉掃除になりそうです。
折節さんのバラはまだ咲きそうですね。

私の母は弟の家に長期滞在で野菜作りを楽しみ、
寒くなると帰るという生活を数年しています。
弟曰く、土をいじっている人はボケないのだと言いますが、どうなのでしょう。

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母親 (越後美人)
2018-11-13 10:18:57
お二人のお母さまがご健在で嬉しいですね。
私の母は5年ほど前に89歳で亡くなりましたが、主人の母は96歳で健在です。
自分は腰も曲がって、立った今のことも忘れるのですが、それでも主人を
今でも子供のように扱って、あれこれと心配しています。
母親はいつまで経っても母親なんですね。

最近は主人が帰ると、すぐに寂しくなるようですし、帰ろうとすると
もっといて頂戴、とだだをこねて主人を困らせることもあるようです。
そんな話を聞くと胸が痛くなります。
折節さんもいろいろとお気遣いされていると思いますが、
どうぞお二人のお母さま方をお大事にね。
薔薇もきれいになりましたね(^_-)-☆
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