◇ 日曜は午後から予報のとおり雨となりましたが、バラの木立の手入れは、こちらも予想のとおりできないままとなりました。
しかも夜になっても久々に聞く本降りの雨音、明日の朝には止みそうですが、庭の草木には恵みの雨に違いありません。
けさ庭に下り立って、少し前の蕾の段階から楽しみにしていた深紅のバラが、一輪だけですが返り咲いていました。
このバラに当初いだいていたイメージどおりの花にようやく出会うことができて、細やかでも幸せな気分に浸ることができました(思いがけない歯の痛みを除いて…)。
※ 11月3日の様子(画像)を、少しですが追記しました。
11月1日
□ ビロードのような深紅のバラが開花していました。
□ こちらの方が、より実際に近い色合いかもしれません。
11月1日
□ ムンステッド・ウッド
(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)
昨年末に大苗を迎えて、今年が初咲きのバラでした。
午後にここまで開花が進みました。
この重厚な深い赤をずっと待ち続けていました。
11月3日
□ 西日を浴びて、鮮やかながらもやわらかい赤色が見られました。
11月3日
□ すぐに日が陰ると、今度は深い紫色が混じります。
11月1日
□ ヒースクリフ
(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)
向かいに咲いている真紅のバラが、その深紅のバラの対比で明るく見えていました。
□ このバラの株元では、愛らしいオキザリス「ソフィア」が咲き始めました。
11月1日
□ ウィリアム・シェイクスピア2000
(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)
こちらの深紅のバラも、これからいくつか咲き始めそうです。
11月3日
□ 少し陰になっていますので、赤紫色をして佇んでいます。
11月1日
□ 玄関前ではずいぶん長い間、白いバラが咲き続けています。
□ アイスバーグ
(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)
□ 夏の終わりにきちんと夏剪定しなかったものですから、
かなり高い位置で花をつけることになりました。
11月1日
□ 先日咲き始めた冬咲きのクレマチスですが、開花が進んでいます。
□ クレマチス シルホサ系 ウィズレイ・クリーム
(Clematis cirrhosa 'Wisley Cream')
□ 夏の終わりの9月8日の様子ですが、若芽が展開し始めた頃。
夏の間は枯れ枝みたいな姿が数か月続きます。
11月1日
□ エグランタイン
(Eglantyne S 1994 D.Austin England)
秋はあまり咲かない印象が残っているのですが、
ピンクの花が、これからしっとりと咲いてくれそうです。
11月3日
□ まだ開き切っていませんが、淡いピンクの花に心は和みます。
11月1日
□ イングリッシュ・ヘリテージ
(English Heritage S 1984 D.Austin England)
左向こうにアーチが見えますが…
□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム
(Clematis armandii 'Apple Blossom')
8月下旬の台風の被害を受けたときは、3分の2を失って、正直諦めていました。
□ この2か月くらいで若々しい蔓がかなりの勢いで伸びてきました。
これでしたら、来年の春、桜の花の咲く頃は開花が期待できそうです。
夏の台風の被害に遭ったクレマチス、アップルブロッサムの復活、ほんとうに良かったですね。
折節さんのお庭といえば、まずアップルブロッサムの見事なアーチが目に浮かびます。
折節さんにとってどんなに大切な存在であることでしょう。
朝晩冷え込むようになって、ムンステッド・ウッドの花色も深まりを見せてきましたね。
花びらも、夏の間には見られなかったベルベットのような質感を取り戻し、格調高く美しく咲くようになりました。
ムンステッド・ウッドという名がとっても相応しい薔薇ですね。
私は赤系のイングリッシュローズの中では、ムンステッド・ウッドが一番好きかもしれません。
切れば必ず蕾をあげる花付きのよさも嬉しいです。
こんな素晴らしい薔薇がこの世にあることに感謝したい思いです。
今はまだ鉢植えなのですが、植え場所を決めて地植えにしようかな~と思っています。
これから、寒さが厳しくなっていくと思います。
どうぞお身体を大切になさってくださいね。
コメントどうもありがとうございました。
お返事が遅くなってしまいました。すみません。
クレマチスのアップル・ブロッサムは、ようやくここまで回復したようでホッとしています。
回復というより、伸長途上のつるが残っていて「予定どおり」に伸びて来たということでしょう。
8月の台風ではアーチそのものが倒れてしまって、アーチを起こす時につるが切れてしまった部分もありました。
それはそれで仕方のなかったことなんですが、ほとんど諦めかけたこともあったんです。
でもここまで回復したので、もしかしたら来春はアーチの半分近くを花が覆ってくれるかもしれません。
桜の季節のわが庭の楽しみでしたので、アップル・ブロッサムの春を今から待ちたいと思います。
ムンステッド・ウッドはご覧のとおりですよ!
深紅の薔薇に対して思い描いていた花の姿があって、それにようやく出会えた、不思議な気分です。
やはりこの花の色合いでしょうかね、一番のお気に入りの部分は…。
亜麻さんのブログでお見かけしたのが、この薔薇を庭に迎えるきっかけになりましたものね。
おっしゃるとおり、剪定後の花付きがすこぶる好いですね。
10月はもっと明るい赤でしたが、秋が深まるにつれて紅色も深まって行きました。
おそらくイングランドでは、この深みのある赤で咲くことが多いと想像しています。
私は来シーズンは地植えにしようかまだ決めていません。
大好きだった真紅のL.D.ブレスウェイトを枯らしてしまってから、おととしヒースクリフを迎えました。
深紅のウィリアム・シェイクスピア2000も10年になろうとしていますので、同じ深紅のムンステッド・ウッドを迎えました。
これら赤系統の花の色の違いを楽しむのも、案外オツなものなんでしょうね。
庭のお気に入りの薔薇の花を愛でること。
それは私たちの生活に潤いを与えてくれる、素敵な素敵なことに違いありません。