Music Mania

No Music No Life

サヨナラ・・・・・ACOGUIさん

2015年07月20日 | ギター
愛用のアコースティックギターが壊れた。
正確には“壊れた“ではなく“壊した“といったほうがいい。
スタンドに立て掛けてあったのだが、僕の不注意でこかしてしまったのだ。
ガタンという不吉な音の後、そこには無残にもネックの折れたギターが横たわっていた。



知ってる人もいると思うけど、このギターのネックが折れるのは2回目である。
以前もやはり同じような感じで折れたのだった。
この時は、ラウム木村さんの店(ナイトカフェ弾き語り)の常連さんのご厚意により無料で修理していただいた。

僕のギターライフは、夏にエレキを弾き、冬はアコギを弾く、というパターンが多い。
ネック破損が冬だったら、たちまち明日からどうしようとオロオロすることになったが、
幸い今は完全にエレキモードなので、とりあえずなくても困らない。
それにもう一台、エレアコという、エレキなのかアコギなのかどっちなんだというギターもある。

今回、僕はこのギター、処分しようかと思ってる。
買ったのは2007年の8月なので、ちょうど8年になるのだが、20,000円くらいのギターなので、充分元は取ったと思う。
それに修理をするなら、どちらかというと、愛用のトーカイストラトの方をきちんと調整したい。
ブリッジを交換したいし、フレットもすり減ってる。
もしかすると、ブリッジ交換とフレット打ち直し、もしくはネック交換するより、
別のギターを買った方が安上がりかもしれないけどね。
買うなら、やはりストラトキャスターがいい。
前はテレキャスターが欲しかったけど、今ならストラトだ。
フェンダーUSAじゃなくても、メキシコでもジャパンでも、弾きやすくて音が好みならなんでもいい。

それはさておき、無残な姿になったアコギ、僕にアコースティックの素晴らしさを教えてくれた楽器だった。
たくさん弾いた。
近所迷惑を顧みず部屋でガンガン弾いたり、雨の日の公園で弾いたり、ライブカフェで弾いたり、
結婚披露宴で弾いたりもした。

サムピックの使い方を学んだのもこのギター

長淵剛「夏祭り」



スリーフィンガーを学んだのもこのギター

サイモン・アンド・ガーファンクル「4月になれば彼女は」



また、歌の練習にも役だったギターだ。

RCサクセション「スローバラード」



古いオリジナル曲を思い出したり、新しく曲を作ったりもした。

オリジナル曲「幼い恋の結末」



人前でオリジナル曲を披露したこともあった

オリジナル曲「年上の彼女」




またいつかアコギを買うこともあるだろう。
でも、このギターのことを忘れることはないと思う。
安物だったけど、僕にとっては大事なギターだったから。

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