Music Mania

No Music No Life

トレーニングしてる自分(笑)

2016年05月22日 | 読書
昨日、最近はちょっとだけ運動なんかしちゃったりしてるよ、ってことを書いた。
本当はこんな自己流ではなく、きちんとジムにいってインストラクターの指導のもとでトレーニングしなきゃ、効果はほとんどないといわれる。
それ以前に、どんなに面倒くさがり屋でも、入会金を払った以上、その分はトレーニングしなきゃ損だし、行けば周りの空気が完全に運動モードなので、長続きしやすい。
つまり、僕のような三日坊主の達人は、是が非でもジムに行ったほうがいいのだ。
しかし、僕はジムに入会すること自体が面倒という、どうしようもないヘタレなので、手軽に出来ることから始めようとした。

というわけで、少しでもモチベーションをあげるために、こんな本を買った。
山本ケイイチ「仕事が出来る人はなぜ筋トレをするのか」



まず最初に断っとくと、このタイトルはちょっとおかしい。
まるで、筋トレをすることにより仕事が出来るようになるみたいにみえるけど、そうではない。
仕事が出来る人は筋トレが長続きする可能性が高い、ということだ。
うん、たしかに僕の周りでも、これはと思う人物やひとかどの人物は、筋トレしてる人が多い。

この本のいいところは、「たった○○するだけで痩せる」とか「わずか○○するだけで理想の体型になる」みたいな綺麗ごとがないことだ。
はっきりと、トレーニングは辛いよ、イヤですよ、3ヶ月続けても効果なんて出ませんよ、と書いてある。
そして大半の人は途中で挫折しますよ、とある。
逆にいえば、途中で投げ出したとしても、それで普通であり、続けられたら立派な人なのだ。
トレーニングは続けることこそが目標であり、その結果として身体が引きしまったり、筋肉がついたりする、という。

それと、この本にはエクササイズのやり方とかは一切書いてない。
ひたすら、なぜ筋トレするのか、筋トレしたらどう身体にいいのかと、カッコイイ人間論みたいなのが書いてある。
そして読んでいると、なんかこう、身体を動かしたくなってくるのだ。

結局のところ、「トレーニングしてる自分が好き」みたいな気持ちになる内容だと思う。
これも一つの「脱オッサン」として、ちょっと続けてみます。
たぶんどこかで挫折すると思うので、そのときは「やっぱりダメだったね」と笑ってください。
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