Music Mania

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ポジションズ

2020年11月22日 | 音楽
今週のアメリカンヒットチャートは、2位にアリアナ・グランデ「ポジションズ」が入っている。
最近発表されたニューアルバムからの曲で、ポップなサウンドが心地よい。
ただ、アルバムを通しで聴くとどれも似ていて、せっかくのこの曲も埋もれてしまうのは残念だ。
ダベイビー「ロックスター」はランク落ちしたけど、かなりのロングヒットだった。
ザ・ウィーケンドはまだ5位、こちらもロングヒット中だ。

Ariana Grande - positions (official video)


ここ最近よく聴くアルバム紹介。

エイヴァ・マックス「ヘブン・アンド・ヘル」



期待の新人とされるシンガーソングライターで、メロディアスなダンスポップである。
このメロディラインが僕のツボにはまった。
似たようなダンスポップは数多いけど、エイヴァ・マックスはこのメロディがいいのだ。
そう感じる人は思いの外多いようで、いきなり世界的な大ヒットを飛ばしている。


アイドルズ「ウルトラ・モノ」



ポストパンクとかオルタナティブとか言われてるけど、僕にはゴリゴリのパンクに聴こえる。
それも70年代80年代のソレではなく、現代的な味付けでパンクをやってる。
そして、こんなパンクなアルバムが全英1位ってのもスゴい。
アメリカと違い、英国ではまだロックは死んでいないのかもしれない。
 
アルバート・キング「ブルース・アット・サンライズ」



アルバート・キングの1973年のライブで、とても骨太なブルースギターが聴けるアルバムだ。
モントルージャズフェスティバルでの演奏で、代表曲「アイ・プレイ・ザ・ブルース・フォー・ユー」のライブ演奏が聴ける。
レコードで聴けるクリアな音色ではなく、わりと歪んでいて、すごく音が太い。
どんなゲージを使ってるのか知らないけど、とても太い弦を張ってそうな音である。
そんな張力の強い弦をチョーキングしたりビブラートしたりするのってすごく大変そうだけど、アルバート・キングなら軽々やってそうだ。

アルバート・キング「ブルース・フォー・エルビス」



こちらもアルバート・キングで、エルビスのカバー集である。
ポップスが白でブルースが黒なら、ロックンロールは黒に近いグレーだ。
なので、ブルースマンがカバーするロックンロールに違和感はない。
というより、エルビスのヒット曲がブルースになっていて、元々がこういう曲だったかのようにしっくり出来上がってる。