ギターパンダ「ギターパンダのロックンロールパンデミック」
ここでギターパンダを紹介するのは2回目だ。
今回は昨年発売された新作で、ロックンロールパンデミックという今のご時世を反映したタイトルがつけられた。
現在、ギターパンダのようにライブハウスツアーをしてる規模のアーティストってかなり厳しい状況である。
本業だけで食っていける人は誰もが知ってる有名人だけで、多くはバイトで食い繋いでるのが現状だと思う。
さて新作だけど、軽いロックンロールが中心で歌詞は心に訴えてくる。
1曲目の「選挙に行ったけど」は、こんな世の中を変えるには選挙にいこう、だけど選挙に行ったらなにか変わるのか?でも選挙にいくしかないよ、という歌。
ギターパンダ「選挙に行ったけど」
ザ・たこさん「タコの肖像」
今年の初めくらいに初めてザ・たこさんを聴いて、ファンキーなリズムとふざけた歌詞がとても気に入った。
ということで、今年発表された新作を聴いてみたのだった。
結論からいうと、前作ほどいいとは思えなかった。
相変わらずの大阪ファンクで心地いいリズムがあるんだけど、楽曲が弱いように思う。
このなかでは「純喫茶レイコ」という曲がお気に入りだ。
ザ・たこさん-純喫茶レイコ-@LIVE HOUSE108 2009.11.24 3/5
クレイジーケンバンド「パシフィック」
クレイジーケンバンドによる2019年発売のアルバムで、一つ前の作品にあたる。
今の新作がとても良かったので遡ってみたのだが、これもまた勝るとも劣らない良作だ。
今回のは中国(というより中華街)をイメージした曲が多く、中年男性のノスタルジックな恋が描かれる。
彼らの曲を聴くと、ファッション誌「LEON」に出てくるような「何の仕事をしてるかわからない(あるいはしてないかもしれない)けど金持ってそうな中年男性が、若い女とリゾート地で戯れる」みたいなイタリアンな世界観がある。
アニメ「ルパン三世」にも通じる、軽い男の美学がつらぬかれている。
こういう雰囲気というか味わいはなかなか一朝一夕では出せないと思う。
クレイジーケンバンド - 2019年8月7日発売 ニューアルバム「PACIFIC」全曲紹介ティザー
高中正義「スーパー・スタジオ・ライブ!」
高中正義のスタジオライブである。
内容は1979年に発表したされた武道館ライブ「スーパー高中ライブ!」を再現したもので、セトリもアレンジも当時の様子を再現している。
聴いた第一印象は、なんといっても音質がいいことである。
いわゆるリマスターではなく現代の技術で一から録音し直してるのでいいのは当たり前だけど、聴き慣れた曲が今の音質クオリティで聴けるのはありがたい。
アレンジは少し変更されてるものの、基本的には1979年の武道館であるので気楽に聴ける。
スタジオ作を録音し直す人は多いけど、ライブをライブで再現するのは珍しいし、これはこれで面白い企画だと思う。
Bu-Blue Lagoon "Super Studio Live" Masayoshi Takanaka 高中正義
聖飢魔II「ジ・エンド・オブ・ザ・センチュリー」
もう35年も前になるが、僕はこのアルバムを録音したカセットテープをよく聴いていた。
しかし、まだ聴き込まないうちになくしてしまい、以来35年間も聴いてなかったのだ。
超久しぶりに聴いたこのアルバムは、やはりとてもいい。
で、一つ勘違いしていたこと。
僕はずっとこのアルバムが、あの「悪魔が来たりてヘビメタる」だと勘違いしていたのだ。
こちらはセカンドアルバムで、ヒット曲の「蝋人形の館」が収録されている。
全曲、曲が始まる前にデーモン閣下のナレーションがあり、雰囲気を盛り上げる。
どの曲もいいが、ブラックサバスっぽい「怪奇植物」なんてこのバンドのキャラと彼らのバックグラウンドがよく出ていていいとおもう。
聖飢魔Ⅱ 怪奇植物
ここでギターパンダを紹介するのは2回目だ。
今回は昨年発売された新作で、ロックンロールパンデミックという今のご時世を反映したタイトルがつけられた。
現在、ギターパンダのようにライブハウスツアーをしてる規模のアーティストってかなり厳しい状況である。
本業だけで食っていける人は誰もが知ってる有名人だけで、多くはバイトで食い繋いでるのが現状だと思う。
さて新作だけど、軽いロックンロールが中心で歌詞は心に訴えてくる。
1曲目の「選挙に行ったけど」は、こんな世の中を変えるには選挙にいこう、だけど選挙に行ったらなにか変わるのか?でも選挙にいくしかないよ、という歌。
ギターパンダ「選挙に行ったけど」
ザ・たこさん「タコの肖像」
今年の初めくらいに初めてザ・たこさんを聴いて、ファンキーなリズムとふざけた歌詞がとても気に入った。
ということで、今年発表された新作を聴いてみたのだった。
結論からいうと、前作ほどいいとは思えなかった。
相変わらずの大阪ファンクで心地いいリズムがあるんだけど、楽曲が弱いように思う。
このなかでは「純喫茶レイコ」という曲がお気に入りだ。
ザ・たこさん-純喫茶レイコ-@LIVE HOUSE108 2009.11.24 3/5
クレイジーケンバンド「パシフィック」
クレイジーケンバンドによる2019年発売のアルバムで、一つ前の作品にあたる。
今の新作がとても良かったので遡ってみたのだが、これもまた勝るとも劣らない良作だ。
今回のは中国(というより中華街)をイメージした曲が多く、中年男性のノスタルジックな恋が描かれる。
彼らの曲を聴くと、ファッション誌「LEON」に出てくるような「何の仕事をしてるかわからない(あるいはしてないかもしれない)けど金持ってそうな中年男性が、若い女とリゾート地で戯れる」みたいなイタリアンな世界観がある。
アニメ「ルパン三世」にも通じる、軽い男の美学がつらぬかれている。
こういう雰囲気というか味わいはなかなか一朝一夕では出せないと思う。
クレイジーケンバンド - 2019年8月7日発売 ニューアルバム「PACIFIC」全曲紹介ティザー
高中正義「スーパー・スタジオ・ライブ!」
高中正義のスタジオライブである。
内容は1979年に発表したされた武道館ライブ「スーパー高中ライブ!」を再現したもので、セトリもアレンジも当時の様子を再現している。
聴いた第一印象は、なんといっても音質がいいことである。
いわゆるリマスターではなく現代の技術で一から録音し直してるのでいいのは当たり前だけど、聴き慣れた曲が今の音質クオリティで聴けるのはありがたい。
アレンジは少し変更されてるものの、基本的には1979年の武道館であるので気楽に聴ける。
スタジオ作を録音し直す人は多いけど、ライブをライブで再現するのは珍しいし、これはこれで面白い企画だと思う。
Bu-Blue Lagoon "Super Studio Live" Masayoshi Takanaka 高中正義
聖飢魔II「ジ・エンド・オブ・ザ・センチュリー」
もう35年も前になるが、僕はこのアルバムを録音したカセットテープをよく聴いていた。
しかし、まだ聴き込まないうちになくしてしまい、以来35年間も聴いてなかったのだ。
超久しぶりに聴いたこのアルバムは、やはりとてもいい。
で、一つ勘違いしていたこと。
僕はずっとこのアルバムが、あの「悪魔が来たりてヘビメタる」だと勘違いしていたのだ。
こちらはセカンドアルバムで、ヒット曲の「蝋人形の館」が収録されている。
全曲、曲が始まる前にデーモン閣下のナレーションがあり、雰囲気を盛り上げる。
どの曲もいいが、ブラックサバスっぽい「怪奇植物」なんてこのバンドのキャラと彼らのバックグラウンドがよく出ていていいとおもう。
聖飢魔Ⅱ 怪奇植物