おまつり(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった)
なにもすることがなくて
なにもすることがなくて
おろしたてのバラ色のシャツ着て
おまつりのある街へ
その街にはいつもおまつりがあるのさ
みんな輪になって踊る
みんな輪になって踊る
俺も踊ろうとしたけど
誰かの足をふんづけて
しょうがなしにみんなの匂いを
かいでまわっていたのさ
みんなで一つづつ歌を唄うことになって
みんなはもちろん彼女ののとを唄ったのさ
俺の番がやってきて
あのこのことを唄おうとしたけど
文句を忘れてフシだけで唄ったのさ
そしたらみんなは怒って
俺の頭を殴りつけたのさ
なにもすることがなくて
なにもすることがなくて
おろしたてのバラ色のシャツも
もうやぶれそう
やっぱりおまつりのある街へいくと
泣いてしまう
四人囃子の代表的な曲で「おまつり」というのがある。
歌詞は、暇なのでおまつりのある街へ行ったけど馴染めなかった、という内容。
ここに出てくる「おまつり」は、みんなが輪になって踊ったり、一人ひとりが自分の彼女の歌を歌ったりするようだ。
それで歌えなかったりするとみんなから殴られるらしい。
そんな気持ち悪いおまつりのある街ってあるのだろうか?
どこかの地方では、昔からそういうことをやってるのだろうか?
最初はそう思った。
このバンドの曲って「空飛ぶ円盤に弟が酔ったよ」とか、ファンタジーなのかなんなのかよくわからないのがあるので、あまり深く考えないでいた。
それが最近「一触即発デラックスエディション」というのを聴いてたら、ふと歌詞の意味が理解出来たような気がした。
ここでいう「おまつり」というのは、みんなが楽しそうにしている場とか、リア充な空間とか、そういうことを言ってるのではないだろうか。
数人から数十人の人が集まり、みんなキラキラ輝いていて、いかにもリア充してるみたいな空間。
それを「おまつり」という言葉で表していると解釈すればしっくりくる。
そこへ、なにもすることがない、つまり一人ぼっちの主人公がみんなの輪に参加してみたのだ。
でも彼はそこでうまくみんなに合わせられなかったり、挙げ句の果て、みんなを怒らせたりしてしまう。
やっぱりこういう場へいくと仲間はずれにされてしまう、という内容だ。
主人公の彼は、本当はみんなの輪に入りたい、キラキラした充実した時を過ごしたい、と思ってるし、もちろんみんなに迷惑をかけるつもりもない。
それなのにどうしてうまくいかないのだろうか?
これはなかなか難しい問題だけど、一言で言えば不器用なんだろう。
手先が不器用なのではなく人との接し方が不器用なんだと思う。
それと歌詞の初めの方で、おろしてのバラ色のシャツを着ていくと歌っている。
これは、自分を自分以上に見せようとしていることの描写かもしれない。
こういうところも、人とうまく馴染めない理由かもしれない。
歌の最後の方で、バラ色のシャツはもう破れそうだと歌っている。
もしかすると、ようやくバラ色のシャツが自分に馴染んできた、着こなせるようになってきたのだろうか。
それなら、不器用な彼も次におまつりのある街へ行っても泣かずにするかもしれない。
Omatsuri
なにもすることがなくて
なにもすることがなくて
おろしたてのバラ色のシャツ着て
おまつりのある街へ
その街にはいつもおまつりがあるのさ
みんな輪になって踊る
みんな輪になって踊る
俺も踊ろうとしたけど
誰かの足をふんづけて
しょうがなしにみんなの匂いを
かいでまわっていたのさ
みんなで一つづつ歌を唄うことになって
みんなはもちろん彼女ののとを唄ったのさ
俺の番がやってきて
あのこのことを唄おうとしたけど
文句を忘れてフシだけで唄ったのさ
そしたらみんなは怒って
俺の頭を殴りつけたのさ
なにもすることがなくて
なにもすることがなくて
おろしたてのバラ色のシャツも
もうやぶれそう
やっぱりおまつりのある街へいくと
泣いてしまう
四人囃子の代表的な曲で「おまつり」というのがある。
歌詞は、暇なのでおまつりのある街へ行ったけど馴染めなかった、という内容。
ここに出てくる「おまつり」は、みんなが輪になって踊ったり、一人ひとりが自分の彼女の歌を歌ったりするようだ。
それで歌えなかったりするとみんなから殴られるらしい。
そんな気持ち悪いおまつりのある街ってあるのだろうか?
どこかの地方では、昔からそういうことをやってるのだろうか?
最初はそう思った。
このバンドの曲って「空飛ぶ円盤に弟が酔ったよ」とか、ファンタジーなのかなんなのかよくわからないのがあるので、あまり深く考えないでいた。
それが最近「一触即発デラックスエディション」というのを聴いてたら、ふと歌詞の意味が理解出来たような気がした。
ここでいう「おまつり」というのは、みんなが楽しそうにしている場とか、リア充な空間とか、そういうことを言ってるのではないだろうか。
数人から数十人の人が集まり、みんなキラキラ輝いていて、いかにもリア充してるみたいな空間。
それを「おまつり」という言葉で表していると解釈すればしっくりくる。
そこへ、なにもすることがない、つまり一人ぼっちの主人公がみんなの輪に参加してみたのだ。
でも彼はそこでうまくみんなに合わせられなかったり、挙げ句の果て、みんなを怒らせたりしてしまう。
やっぱりこういう場へいくと仲間はずれにされてしまう、という内容だ。
主人公の彼は、本当はみんなの輪に入りたい、キラキラした充実した時を過ごしたい、と思ってるし、もちろんみんなに迷惑をかけるつもりもない。
それなのにどうしてうまくいかないのだろうか?
これはなかなか難しい問題だけど、一言で言えば不器用なんだろう。
手先が不器用なのではなく人との接し方が不器用なんだと思う。
それと歌詞の初めの方で、おろしてのバラ色のシャツを着ていくと歌っている。
これは、自分を自分以上に見せようとしていることの描写かもしれない。
こういうところも、人とうまく馴染めない理由かもしれない。
歌の最後の方で、バラ色のシャツはもう破れそうだと歌っている。
もしかすると、ようやくバラ色のシャツが自分に馴染んできた、着こなせるようになってきたのだろうか。
それなら、不器用な彼も次におまつりのある街へ行っても泣かずにするかもしれない。
Omatsuri