最近SNSなどで拡散されているブログ記事がある。
僕の友人関係はロック好きの人がほとんどなので、それぞれ思うこともあっただろう。
「クラシック音楽家からみたバンドマンの練習しなさすぎ問題について」
詳しくはリンク先をご覧になってもらうとして、簡単に内容を紹介しよう。
クラシック奏者にとって、バンドマンはあまりにも楽器の演奏スキルが低い。
幼少の頃から楽器に取り組み、それこそ何十年単位の時間と、何百万円というお金を投資して、毎日毎日練習を積み重ね、ようやく人前に出れるほどの技術を身につけられるというのが、クラシック系楽器奏者。
それを耐え忍んでずっと続けてこれた一部の人間にのみ、ステージに上がることが許される。
音楽のプロになろうと考えているバンドマンが、それに見合うだけの技術力を持っているか、それだけの訓練を毎日しているか?
同じ音楽のプロである、クラシック系楽器の演奏者からすれば、バンドマンが音楽に注いでいる時間や情熱は全然少なすぎる。
はい、皆さん、ムカつきますよね?
なんだこの野郎、おまえロックを全然知らないんだろう?みたいな。
で、この記事のコメント欄は、炎上とまではいかないけど、けっこうな数の批判がこぼれんばかりに溢れている。
コメント欄だけでなく、拡散された各種SNSでも、僕の見る限りほとんど批判的な意見だ。
何を隠そう、僕も友人の拡散した同リンクに対してコメントしてる。
「たしかにクラシック音楽家から見れば、アマチュアロックバンドの練習量は『たったそれだけ?』と言われても仕方ないでしょうね。
でも、100点満点完璧じゃない、ちょっとしたヘタウマな部分にこそロックがあるような気もします。
といっても、僕の場合はそれ以前の段階ですが(爆)」と。
まず、当該ブログで書いているロックバンドというのは、これからプロを目指そうとするバンドのことだ。
なので、「ビートルズを否定するのか」とか「ジミー・ペイジの偉大さがわからんのか」みたいな批判は違うと思う。
この筆者は、おそらくビートルズもツェッペリンもよく知っていて、その凄さもわかってると思う。
そして、彼らは演奏力を補って余りある天才的才能の持ち主であることも。
じゃあ、このブログの筆者の言うことは正しいのか、というとそれもちょっと違う。
クラシック音楽とロックバンドは、まず土俵が違う。
基本的に再現音楽であるクラシックは、なんといっても技術力がなければなんともならないと思う。
それこそ幼い頃から特訓を重ねて、長い年月をかけてようやく身につくものだろう。
しかし、ロック、フォークなどのポピュラー音楽は創造音楽なので、楽器の練習ばかり何時間も何年も続けていてもダメだと思う。
技術については、自分たちの表現したい音楽が出来る分だけの演奏力があればいいと思う。
ビートルズを演奏するのに、ドリームシアターのような技術力は必要ないだろう。
それよりも、自分の感性を磨くことの方が重要ではないだろうか。
いろいろな音楽を聴き、映画、演劇、文学からもインスピレーションを受け、恋愛、夢、人間関係、あるいは人生そのものから題材を探し、試行錯誤を繰り返した方がいい気がする。
この「クラシック音楽家からみた〜」のコメント欄を見てると、みんなロックが好きなんだなって思う。
僕はプロを目指してないので、この議論に出てくるバンドマンには当てはまらないけど、夢を追う人は是非頑張ってもらいたい。
僕の友人関係はロック好きの人がほとんどなので、それぞれ思うこともあっただろう。
「クラシック音楽家からみたバンドマンの練習しなさすぎ問題について」
詳しくはリンク先をご覧になってもらうとして、簡単に内容を紹介しよう。
クラシック奏者にとって、バンドマンはあまりにも楽器の演奏スキルが低い。
幼少の頃から楽器に取り組み、それこそ何十年単位の時間と、何百万円というお金を投資して、毎日毎日練習を積み重ね、ようやく人前に出れるほどの技術を身につけられるというのが、クラシック系楽器奏者。
それを耐え忍んでずっと続けてこれた一部の人間にのみ、ステージに上がることが許される。
音楽のプロになろうと考えているバンドマンが、それに見合うだけの技術力を持っているか、それだけの訓練を毎日しているか?
同じ音楽のプロである、クラシック系楽器の演奏者からすれば、バンドマンが音楽に注いでいる時間や情熱は全然少なすぎる。
はい、皆さん、ムカつきますよね?
なんだこの野郎、おまえロックを全然知らないんだろう?みたいな。
で、この記事のコメント欄は、炎上とまではいかないけど、けっこうな数の批判がこぼれんばかりに溢れている。
コメント欄だけでなく、拡散された各種SNSでも、僕の見る限りほとんど批判的な意見だ。
何を隠そう、僕も友人の拡散した同リンクに対してコメントしてる。
「たしかにクラシック音楽家から見れば、アマチュアロックバンドの練習量は『たったそれだけ?』と言われても仕方ないでしょうね。
でも、100点満点完璧じゃない、ちょっとしたヘタウマな部分にこそロックがあるような気もします。
といっても、僕の場合はそれ以前の段階ですが(爆)」と。
まず、当該ブログで書いているロックバンドというのは、これからプロを目指そうとするバンドのことだ。
なので、「ビートルズを否定するのか」とか「ジミー・ペイジの偉大さがわからんのか」みたいな批判は違うと思う。
この筆者は、おそらくビートルズもツェッペリンもよく知っていて、その凄さもわかってると思う。
そして、彼らは演奏力を補って余りある天才的才能の持ち主であることも。
じゃあ、このブログの筆者の言うことは正しいのか、というとそれもちょっと違う。
クラシック音楽とロックバンドは、まず土俵が違う。
基本的に再現音楽であるクラシックは、なんといっても技術力がなければなんともならないと思う。
それこそ幼い頃から特訓を重ねて、長い年月をかけてようやく身につくものだろう。
しかし、ロック、フォークなどのポピュラー音楽は創造音楽なので、楽器の練習ばかり何時間も何年も続けていてもダメだと思う。
技術については、自分たちの表現したい音楽が出来る分だけの演奏力があればいいと思う。
ビートルズを演奏するのに、ドリームシアターのような技術力は必要ないだろう。
それよりも、自分の感性を磨くことの方が重要ではないだろうか。
いろいろな音楽を聴き、映画、演劇、文学からもインスピレーションを受け、恋愛、夢、人間関係、あるいは人生そのものから題材を探し、試行錯誤を繰り返した方がいい気がする。
この「クラシック音楽家からみた〜」のコメント欄を見てると、みんなロックが好きなんだなって思う。
僕はプロを目指してないので、この議論に出てくるバンドマンには当てはまらないけど、夢を追う人は是非頑張ってもらいたい。