Music Mania

No Music No Life

ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK

2017年01月08日 | ビートルズ
昨年の夏に公開されたビートルズの映画「ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK」がレンタル店に並んでたので早速借りてきた。
まるで期待してなかったけど、意外に良かった。



内容は初期から中期にかけてのドキュメントで、ライブの実態などが中心。
当時のライブは、熱狂するファン、というより、発狂してるファンとの戦いで、ライブ会場の整備が全く追い付いていなかった。
とくにサウンドシステムが貧弱そのものだった。
野球場でのライブであっても、まともなPAがなく、なんとアナウンス用のスピーカーから音を流してたという。
当然ステージ上にモニターなどなく、自分たちの音が全く聞こえない状況で歌い演奏していた。
そう考えると、ビートルズの演奏力と歌の上手さは相当なものだ。
とくに、歌の音程の確かさはどうだろう?
相対音感に頼ることが出来ないので、絶対音感を信じて歌うしかない。
それであれだけ歌えて、きちんとハモってるのは流石としかいいようがない。
おそらく、デビュー前の下積み(とくにハンブルグでの過酷なライブ)の成果なのだろう。

この映画で初公開となる映像やライブシーンもあるらしいけど、僕はビートルズの映像関係はあまり知らないのでわからない。
ただ、有名なシェイ・スタジアムでのライブは以前のよりかなりクリアになった。

今頃になってわかったことだけど、劇場公開のときは映画本編のあと、シェイ・スタジアムのライブがフルで公開されたらしい。
むむむ、それなら劇場へ見に行ったらよかった、とちょっとだけ後悔したのだった。




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ブルー・アンド・ロンサム

2017年01月07日 | 音楽
昨年の12月、ローリング・ストーンズのニューアルバムが発表された。
今回は全曲ブルースのカバーということで、これは面白そうだな、と即購入したのだった。



オリジナルはどれも古いブルースなんだけど、ストーンズが演奏すると紛れもないストーンズ流ロックになる。
デビュー当時からブルースのカバーをやってる彼らだけど、さすがに今回のアルバムは一日の長を感じることが出来る。
もしかすると、このアルバムを作るために50年以上ロックンロールし続けてきたのではないか、というくらいハマってる。

レコーディング期間はたったの3日。
ほとんどスタジオライブのような作業だったという。
といっても、70年代の「メインストリートのならず者」みたいなルーズなテイストではなく、なかなかタイトな演奏をしていると思う。
なんといってもミック・ジャガーがいい。
歌とブルースハープ、どちらも年輪を刻んだ大木のような存在感と、大ベテランならではの適度に枯れた味がブルースによく合う。

ギターはどっちのギターがキースでどっちがロンなのか不明。
でも、どっちだっていい。
曲によってはクラプトンっぽい音だな、と思ったら、クラプトンがゲスト参加してるらしい。
どちらも60年代からイギリスでブルースロックやってた人たちなのに、意外な気がするのはなんでだろ。

今回の曲の中で、僕が知ってたのはツェッペリンのカバーで有名な「I can't quit you baby」だけだ。
それも原曲は聴いたことないし。
ツェッペリンのへヴィでハードな演奏ではなく、こちらはもうちょっとモダンでマイルドな感じ。
おそらく原曲はこっちに近いのかな、と思いきや、原曲を探して聴いてみるとそうでもなかった。
どうしても長年聴きなれたツェッペリン版が好きだけど、原曲もストーンズ版も気に入った。

オーティス・ラッシュの原曲


ツェッペリンのカバー


ストーンズのカバー


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2017年が明けました!

2017年01月01日 | 日常
あけましておめでとうごさいます!

正月は本当におめでたい。

なぜなら、ただでさえ飽きっぽい僕が、なんとブログを10年書き続けて、今年で11年目を迎えることになる。
これはもう、おめでとうと言うしかない。

さらに、僕は今年で50になる。
半世紀だよ、半世紀。
生まれてすぐ亡くなる人もいれば、若くして病気や事故でなくなる人もいるし、戦争や災害でなくなる人もいる。
そんななか、半世紀も生きてこられたというのは、おめでとう以外の何物でもない。

自分に対しても、皆さんに対しても、明けましておめでとう!
今年もゆるーく、お願いします。

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