今日はEWF5枚組ボックスセットから、「魂 Spirit」と「太陽神」だ。
まずは「魂」から。
このアルバムからは1曲目の「Getaway」がヒットしている。
印象としては前スタジオ作「暗黒への挑戦」からの延長線上にありながら、ややマイルドなテイストになってると気がする。
1曲目がとにかく良い出来でそれはとてもいいことなのだけど、その分他の曲が地味に感じてしまう。
聴き込みが足りないだけだと言われたらそれまでだけど。
次に『太陽神」。
このアルバムは別でCDを持っているので、今回はダブりである。
前作からの延長線上にありながら、AOR的なテイストも濃くなってきてるものの、楽曲の質はこっちの方がいいと思う。
ここからのヒット曲「ジュピター」がすごくカッコよくて良い。
僕はEWFのこういうファンキーなダンスナンバーが好きだ。
同じ路線の「Magic Mind」も素晴らしいカッティングギターが聴けて、何度も繰り返し聴いてる。
ところで、先日亡くなられた志村けんさんは、大のブラックミュージック好きでも知られている。
それはお笑いネタにも表れていて、ヒゲダンスのテーマやドリフの早口言葉の元ネタは古いファンクだし、東村山音頭の一丁目はジェイムス・ブラウンの影響だ。
レコードもたくさん持ってたらしく、かなり詳しかったと言われる。
彼の死はかなり衝撃だった。
小学生の時はほとんど毎週「8時ダヨ全員集合」を見ていたし、「ドリフの大爆笑」も「バカ殿」も毎回ではないけど見ていた。
今回もいずれ復帰して、夏頃にはバカ殿の新作でも放映されるものだと信じてたけど、すごく残念な結果になってしまった。
ご冥福をお祈りします。