Music Mania

No Music No Life

アース・ウインド・アンド・ファイアー その2

2020年04月05日 | 音楽


今日はEWF5枚組ボックスセットから、「灼熱の宴」だ。
このアルバムは元々は2枚組LPで発売され、旧D面だけスタジオ録音の新曲となっている。
それが1枚のCDに収められているわけだが、どうせなら全曲ライブ録音だったら良かったのにと思ってしまう。
つまり、それくらいこのライブ録音は良いのである。
意外に思ったのは、けっこう歌よりも演奏重視のライブで、インストパートの比重が高い。
それもダラダラとインプロヴィゼーションをやってるのではなく、心地よいリズムで伸び伸びとソロ大会をやってるので、聴いていて飽きない。
前アルバム「暗黒への挑戦」からの楽曲も演奏されているが、スタジオ版よりもテンポが早く、よりファンキーなプレイが聴ける。
それにしても、この演奏の上手さはなんだろう?
これこそプロミュージシャンの演奏で、悪く言えばスタジオミュージシャンのような完璧さなのだが、抜群のグルーヴでお客さんを引っ張っていく様子が伝わってくる。
それだけに、ライブをフル収録してくれれば良かったのにと思ってしまうのだった。
ただし、スタジオ録音曲も出来はいいので、それはそれでいいのだが。