Music Mania

No Music No Life

花魁ROCKER シークレットライブ

2020年11月08日 | 花魁ROCKER
 
 

11月7日は花魁ROCKERの久しぶりのライブだった。
ライブとはいってもこのご時世、大っぴらに出来るわけではなく、またそういうことに対して誹謗中傷する人もいるので、シークレットライブという形にした。
ライブ告知もなくSNSへの投稿も禁止ということで、ライブがあったことはほとんどの人は知らない。

今年初めの四日市ケイオスで、惜しまれながら卒業となったポンちゃんに代わり、このライブからベースはミチナカさんになった。
充電期間が長かったこともあり、10ヶ月ぶりのライブは新曲中心のセットリストだ。
場所はいつもお世話になってる鈴鹿EGGである。

1.あゝ無情
2.カサブランカ・ダンディー
3.飾りじゃないのよ涙は
4.銃爪
5.ルビーの指輪
6.色彩のブルース
7.古い日記
8.私は嵐
(アンコール)
9.フェアリー

少ないお客さんながら、なかなか盛り上がってライブの醍醐味を満喫出来た。
やはりライブは楽しい。
新メンバーを迎えて、初披露の曲を中心としたセットも新鮮で程よい緊張感もあってよかった。
次回はいつになるかわからないけど、また以前のように普通にライブが出来るようになることを祈っている。

花魁ROCKER Live EGG (2020-11-07)

ディスカバービートルズ その21

2020年11月07日 | ビートルズ


11月1日放送のディスカバービートルズは、アルバム「マジカル・ミステリー・ツアー」からA面だった。
僕は知らなかったのだけど、当初イギリスでは2枚組EPとして発売されたという。
実は僕はEP盤というレコードは聴いたことがない。
子供の頃、家にはLPレコードとシングルレコードはあった。
しかし、EPレコードはなかったのである。
大きさはシングルと同じで、回転数もシングルと同じ45回転だけど、曲が片面2曲くらい入ってたらしい。
ということで、マジカルミステリーツアーの2枚組EPには、アルバム前半の6曲が入ってたという。
これがアメリカでは、普通のLP盤で、B面には同時期のアルバム未収録曲が収められている。
それが後のLP版マジカルとなり、現在もCDアルバムとして流通している内容だ。

マジカルミステリーツアーのテレビ映画版は見たことがない。
僕はミュージシャンとして以外のビートルズってあまり関心がないので、ビートルズ映画もあまり見てないんだけど、その中でもマジカルミステリーツアーは駄作だと言われてる。
この映画には脚本がなく、行き当たりばったりで作られたらしい。
当時、ロック音楽の世界では、インプロビゼーションを取り入れることが実験的に行われていて、クリームなどが成果を出していた。
おそらく、それを映画の世界でもやってみようとして、脚本なし、何が起こるか誰もわからない、という映画を企画したんだと思う。
結果的には何も起こらず、マジカルでもミステリーでもない、ただの退屈な映像になっただけと言われる。

ただし、映画に使われたビートルズの音楽は期待を裏切らず素晴らしいもので、当時からとても評価が高い。
やはりビートルズは音楽だけをやった方がいいのだ。

今回番組で紹介されたA面の6曲は、どれも素晴らしいものである。
メンバー全員がゾーンに入っていて、サイケなビートルズの完成形となっている。
お手軽ソングみたいな「フライング」も味があってとてもいいし、ジョージの「ブルー・ジェイ・ウェイ」も独自の世界観がある。
そして、最もゾーンに深く入ってるのはポールだろう。
とくに「ユア・マザー・シュッド・ノウ」はまさに隠れた名曲だ。
ジョンの「アイ・アム・ザ・ウォルラス」は、ポールとは全然違うやり方で、しっかり名曲を残しているのは面白い。

アップルミュージック デイリーチャート

2020年11月01日 | 邦楽
8月11日の投稿で、アップルミュージックの国別デイリーチャートについて、世界のほとんどの国で主に聴かれてるのはヒップホップやラップであり、日本と中国だけが例外であると書いた。
その日本と中国のアップルデイリーチャートの傾向はとても似ていて、同じアーティストばかりが並んでる異様な光景であることも書いた。
今回はそのことについて少し訂正したいと思う。

8月11日時点において、日本のアップルデイリーチャートは米津玄師が多くを占めていたが、11月1日のチャートを見ると、世界の多くの国と同じく、いろいろなアーティストによるカラフルなリストになっていた。
ただし、内容については相変わらず日本独自で、ポップス、ロックばかりとなり、ヒップホップやラップはない。
ほとんどJ-POPかK-POPで、上位50位までに洋楽はない。



対する中国だけど、こちらは前回と同じく二人のアーティストにより多くを占められている。
前回と違うのは、テイラー・スイフトではなく、アリアナ・グランデのニューアルバムからの曲に変わっただけで、ジェイ・チョウは相変わらずの人気である。

こうやってみると、今の日本ってホントに洋楽は人気なく、アメリカから遠いイメージの中国の方がはるかに洋楽がよく聴かれてることがわかる。
それも、ヒップホップやラップではなく、ポップな音楽を選別してアルバム単位で聴かれてるのだ。



もちろん、これはあくまでもアップルミュージック内でのことで、中国の若者に主流の無料DLでは、J-POPやK-POPの割合がもっと高いと思われる。
そう、若い中国人は、日本や韓国のロック、ポップス、そして若者向けドラマが大好きなのである。
ちなみに、中国人がヒップホップやラップを聴かないのは、少し心当たりがある。
平均的な中国人は平均的な日本人よりもリズム感が悪く、音楽をリズムではなく、歌詞やメロディーを重視して聴いてるからだ。
日本人もそういう人が多いけど、欧米人やアフリカ系の人とは聴くツボが違うんだと思う。
そして(ここが大事なことだけど)、それは悪いことではなく、そういう国民性であるのは、一つの強みなのだ。