兄が逝く
2010-10-20 | 日常
今日も滔々と流れる淀川
長兄が逝った。79年余の人生だった。
もう少し生きたかったのか。思い残すことはなかったのか兄貴。
親父が事故で一人前に働けなくなった時、オレはまだ生まれて3か月で兄貴は15歳だったよな。
それからは、オレら弟や妹を一人前にするために、6人兄弟の中心になって親父に代わりおふくろと懸命に働いてくれたよな。
この4月に嫁さんとオレの家に来たときはまだ元気だったのに。野菜をいっぱい持ってきてくれたて、いっしょに昼飯を食ったのに。
兄貴よ、そちらには親父もおふくろも、そして一番上の姉ちゃんも一番下の姉ちゃんもいるから寂しくないだろう。
もう少し生きたかったのか。思い残すことはなかったのか兄貴。
ありがとう。そしてさようなら。