風・感じるままに

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消えた?5分間

2012-02-03 | 社会
防衛省沖縄防衛局による沖縄県宜野湾市長選挙への介入問題で、政府が局長による「講話」の要旨を公表した。この「要旨」は約1200字で、普通に話すと5分くらいの内容だという。

ところが、政府の調査によると「講話」時間は約10分間だったという。ということは、政府が提出した「要旨」なるものは、実際に局長が行った「講話」の半分ということになる。いったい、あとの半分、5分間分は何処へ消えてしまったのか?

そもそも、勤務時間内の「講話」は、隊員への「教育」として自衛隊「規則」では記録をとって保存しなければならないことになっている。今回、メモも取っていない、録音もしていない、局長「講話」の元になった文書も存在しないという。

ほんとうにペーパーや音の物的証拠は存在しないのか。それとも、証拠隠しのために「無い」といっているのか、破棄したのか、このこともしっかり調べる必要がある。

局長一人の更迭で済むような話ではない重大問題だ。野田民主党政権がどのように対処するか厳しく視ていかなければならない。

※参考動画(1月2日の衆院予算委での笠井 亮議員の質問