風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

ユキ姫も、もうすぐ10歳

2009-05-17 | わんちゃん
              (左右に揺れるぷりぷり尻尾)

あと二カ月で満10歳になります。ワン!
うちはワンちゃんより、人が大好きです。

散歩で出会う人全部にこんなポーズでしっぽを振ってあいさつしてます。ワンちゃんの嫌いな人はあっち向いて行ってしまいますが、多くの人がうちのこの丸い目を見てあいさつしてくれます。ワン!

近くの高校の門番している先生とも仲良くなったの。先生は「ユキちゃん、オハヨー。今日も元気やねー」といって頭やアゴを撫でてくれます。

散歩で出会った時、うちはワンちゃんにはあまり関心がないの。紐を持っているおっちゃんやおばちゃんへ真っ先にあいさつに行くの。

この前も、久しぶりに会ったおばちゃんに尻尾を振って近づいたら、「長い間会っていないのに、よく憶えていてくれたのね。いい子ね」といってくれました。

ごめんなさい。本当はさっき会った人も一カ月ぶりに会った人もわからないの。うちはただただ人が好きなだけなの。ワン!

守れそうにないアドバイス

2009-05-15 | 日常
先日の健康診断の結果が送られてきた。とりあえず、今年もセーフで正直ほっとしている。ただし、今回の健診は基本健診だけでオプション検査は受けていないのであまり安心はできない。

本当のことをいえば、この歳になるとCT・MRI・PETなどによる動脈硬化検査とか脳内の断層撮影などの検査を受ける方がいいと思うのだが…。なんせ、基本健診だけでも16,800円、オプションになると脳ドック検査だけでも31,500円もかかり、健診センターお薦めのオプションを全部受けると7万円近くの費用がかかる。年金くらしの身にはちょっと厳しい。

ということで、「腎囊胞」「血小板減少症」の二つの病名が書かれていたが、「特に心配ありません」ということだった。そして、「ひとことアドバイス」には「野菜を多く取る」「運動を続ける」「アルコールは適量に」とあった。

まあ、上記3点はできるだけ守ろうと思うし、守れそうだ。ただ、最後の「週に1~2日は、アルコールを飲まない日を作りましょう」のアドバイスだけはまったく守れる自信がない。

朝青龍へパンチ

2009-05-14 | 社会
大相撲夏場所5日目、朝青龍ー豪風戦で見せた横綱の“張り手”と“かち上げ”は“相撲の技”というより、あれは“プロレスの技”だよ。

立会いに朝青龍の右手による強烈な平手パンチが豪風の顔面へ。豪風の顔が右を向いた瞬間、今度は下からの左肘による“エルボー”が豪風の顎に命中。この2発によって豪風は戦意を失うというより脳震盪を起こしたかのようにずるずると土俵を割ったのはいうまでもない。

勝負がついた直後、テレビが豪風を映した。「何をすんねん」というような怖い顔して朝青龍をにらみつけているように見えた。次に画面は勝った朝青龍を映した。こんどは、「何か文句があるのか」というような顔で豪風をにらみ返していた。

もう一人の横綱、白鵬は万全の相撲で連勝を続けている。朝青龍は前日安美錦に完敗し、もうこれ以上負けるわけにはいかないということかもしれないが…。それにしても、勝つためにこんな“ケンカ技”しか使えない朝青龍はほんまに情けない。

朝青龍よ。それほどまでして勝ちたいのか。確かに勝負には勝ったが、あんな相撲で勝っても酒は美味くないだろう。横綱の名誉にかけて、もっと正々堂々とした相撲を取れ。
相撲ファン、世間から手痛い“張り手”を食らう前に俺が警告しておく。

現状は、そんなものか

2009-05-12 | 日常
昨日、年一回の健康診断に行ってきた。
友人で「検査前数日は酒を断って当日に備える」というやつがいるが、俺は前日も普段と同じように酒も飲み当日の検査に“備えた”。

家人から、「1万6800円も払ってよう行くわ」「わたしら、献血で検査してもた上に、粗品まで貰っている…」と嫌味?をいわれて家を出た。

大きな病院だからか、早いの何の、コンベアーには乗っていないが、人が順番に送られているように次から次へと検査が進んでいく。
検査している先生方も来る人来る人に同じことをするのもつまらんやろうなと余計なことを考えて検査を受けていた。

エコー検査のとき、よせばいいのに女先生に、「この検査で、どんなことがどれくらい分かるのですか」と聞いてしまった。
先生、「まあ、腎臓や胆管などの石は比較的わかりますが」
俺、「癌はわかりますか」
先生、「この画像はモノクロでそんなに鮮明でもない。内臓脂肪の多い人などはわかりにくい」と。
俺、「そんなもんですか」
先生、「そんなものです」
と、言ったところで、外で待っている人のことを思い出してお礼をいって部屋を出た。

一昨年、昨年と二年続けて友人が肺がんで亡くなった。
後で聞いた話では、会社の定期健診ではよくわからず、自覚症状があって精密検査を受けた時にはもう手遅れだったという。

医療は日進月歩といわれているが、まだまだその力が及ばない現状は認めなければならない。

明日送られてくる結果が楽しみでもあり、心配でもあり…。

映画「グラン・トリノ」

2009-05-06 | その他
映画「グラン・トリノ」を見に行った。
 映画が嫌いではないが、好きというほどでもないので、映画館へ行くのは年に一回行くか行かないかくらい。というのも、最近の作品の中には、前宣伝の割には“それほどでもなかった”という場合が多いからだ。
 今回、“見に行った”ということは、わざわざ行った?ということ。というのも、たまたまこの映画の批評を新聞で見つけたから。

 電車で大阪の梅田まで出た。今日は連休の最終日だというので梅田界隈はやたらと人が多い。上映まで時間があったので、あまり腹はへっていなかったが回転寿司店に入った。そんなに大きな店ではないが、店内はほぼ8割方席が埋まっていた。若い兄ちゃんや高齢者、親子、若いカップルなどいろんな年齢層がいたが、みんな元気がなかった。連休で遊び疲れたのか、世の中の不景気が人の顔まで暗くしているのか…。

 そんな余計なことを考えながら7皿ほど食った。見た目は旨そうだったが、味はそれほどでもなかった。金を払う時に、シルバー割引のために免許証など、年齢の証明になるものを持ってこなかったことに気付いた。ここまで来て悔やんでも仕方がない、時間もそろそろなので映画館に向かった。

 切符売り場に着くと、もう一番前の方か横手の方しか空いてないという。「横手でいい」というと、「割引対象は?」と聞いたので、一瞬戸惑ったが「シルバー」といったら、係員は「千円です」といった。年齢を証明するものはいらなかったのだ。そういえば、料金表にも学生割引は学生証の提示をと書いてあるが、他の割引の証明については何も書いてない。

 前置きが長くなったが、作品の内容はどうだったのかって?答えは「ふむー???」だ。新聞に書かれた批評に騙されたとはいわないが、わざわざ?往復千円以上の電車賃を使って観にいくだけの値打ちがあったのか…。ただ、観る人のそれぞれの評価があってしかべきもの。俺の感想はいろいろあるが、それ以上は言わないことにしよう。

 映画館を出たら小雨が降っていた。曇った電車の窓ガラスを手で拭き、外を眺めながら映画を回想していたが、どうも俺の気持ちはまとまらなかった。