詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

いとしいと思う心

2012-03-05 | こころに風


<こころにひびく言葉>
春の野や夏の夕立に遊ぶ子のままで季節を孕むこの世界が好きだ。けど、もし私が
消えることで泣く人がひとりでもいるなら、その人を思うように世界はいとしい。
そして、そのさなかに在りながら、痛むまま生きる胸の痛みも、鼓動が滲む四肢も。
伸ばせば触れることのできる両の手指も。 
(2012・3・5 TWより Siebente_eregy カナンさん)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひなの月

2012-03-05 | 俳句


<ひなの月>

3・3 ひなの節句 咲始めの梅林をよく見ないと空に溶け込むような昼の月が照ら
している。母の眼差しのように目立たぬよう咲き始めた梅の花を見守っている  

ほころびる うめをてらして ひなのつき
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする