詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

はるのゆき

2012-03-09 | 短歌


<はるのゆき>
雪の降る夜は音という音が消えてしまう。外を走る車の音も、歩く人の足音も、
ピーンと研ぎ澄まされた闇をところどころある街灯が一層きわだたせる。
こんなとき、妙に人恋しくなりメールでは届かないぬくもりのある生の声を聴き
たくなる。おやすみのひとことでいいから・・・ 2011.2

はるのゆき街は静かにねむるときつぶやく人の声を聞きたき
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