
<透かし彫りの花瓶>
陶芸教室でやりたかったものの一つ。教室では課題が出て事前に寸法などを入れた絵(設
計図みたいなもの)を書いて先生のチェックを受ける。これは <たたら> といううすい粘
土の板をつくり四面を張り合わせ底をつける事を考えていた。しかし、初心者には四隅の接
合部が難しいのでダメですと却下されたもの。それならばと、大きな板を作り、底辺75mm
の十字型を切り抜き四方から立ち上がらせて接着筒状にしたもの。四辺の高さのばらつき
を利用してオリーブの透かし彫りをした。ラッキーなことにこの凸凹が花の安定にやくだって
いる。先生からは、毎回もっと丁寧な仕事をしなさいといわれる。先生に感謝。
白土 灰釉薬がけ 75mm×75mm×195mm高さ