詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

続 野あざみ綿毛

2012-07-17 | 短歌


<続 野あざみ綿毛>

その後、すっかり巣立った野あざみの綿毛はほとんどが旅立った後で風に乗り遅れ
たのか、いくらかの綿毛が草にからんでゆれていた。見えるか見えないほどの細く
長い綿毛をのばして。遅れてもやはり皆の後を追いかけて行きたいのだろうか。

野あざみのわたげは細くなお細く切れぬえにしのくもの糸かな
コメント (2)
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