秘密基地にある資料がないと出来ない仕事があるので基地に出向く。今日も休出。
面倒臭かったので、普段着の休日モードで行くことにした。
隅っこのいつもの机で作業する事数時間、通り掛かった基地の隊員にたまげれた。
「うわっ!何時から居たんですか?」
「何時からって...。朝からここで仕事してたがな。」
「えっ、そこに朝座ってた人って、あなたでしたか....」
確かに蒸してきたのでシャツを一枚脱ぎました。しかし、相手の目線は僕の髪型。
そうか。どうせ内輪しかいないしと云う事で、髪はぼさぼさでヒゲも剃ってなかったのだ。遠目だとかなり違って見えるらしく、家の近所でも会社へ行く僕と普段の僕が同定できていない人がいるらしい事は薄々感じているのだ。わっはっは。(何がだ)
「ところで今日は執行役員がみえらてるハズですがお会いになりましたか?」
「....マジ?.....、遠くに居りゃ、わかんないかな?」
相手が僕だとわかってややギョッとしている役員を前にしたのは、それ程後の事ではなかった。
気を取り直して作業、作業なんて資料を捲っていくと、
「無い!」
「これも無い!」
「うわっ丸ごと無い!」
あるべき資料があちこちで欠落してる。資料を取りまとめている人達は外注さんで、中身を全く知らないので、肝心な部分が抜けていても気付かないのだ。
資料と比較して進める予定のものが期待していた1/3しかない。
「あの、自分で印刷してもいいんで、資料出ませんかね?」
「今日、動いてないんでダメですねぇ~」
こうして今日の日は沈んで行った。
週末は内田幹樹の「パイロット・イン・コマンド」のレビューを仕上げる予定だったけどそんなこんなで未着手でした。カミさんが航空機大好き(超変わったヤツだよな)なもので、内田幹樹の本で未読のものが沢山あった。
「パイロット・イン・コマンド」はもっと大味な展開を勝手に予想してたけど、そんな事にはならず抑え目で良い味を出した作品でした。嬉しい誤算。
読まず嫌いを捨てる方向に進んでいる僕は自宅にあって読んでいない本をちゃんと読む事にしたのだ。現在は「機体消失」を読んでいる。これは大好きな八重山諸島が舞台なので、風景を思い浮かべつつまったりと読んでいる。
来週末はどうだろ書いてる暇があるかな~。