浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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貧乏暇なし

2006-09-22 22:47:45 | 出来事
自慢だが、滅多なことで一杯一杯にならない僕だが、今回はかなり来てます。来まくってます。

仕事量が多いだけなら慣れてるんだけど、幅と深さが半端ではなくなってきた。
頭切り替えスイッチがないと、「なんだっけ?」「なんだっけ?」「なんだっけ?」とやたらリセットに手間取る。

今何か欲しいものはと聞かれれば、迷わず「頭切り替えスイッチ」が欲しい。それが無理なら「三倍速会話装置」とか「合意点までの距離計」とか「集団意思決定マシン」なんてのもいいな。

おっと!22日22時22分の2分後だ!

おしいっ!


motormagazine10/2006

2006-09-20 23:44:21 | 出来事
毎日、遅くて日中は目が回るように忙しくて、仕事の質は落とす訳にいかなくて、大変なんて話をしていたら、同世代のメンバーは共通して一昔前に比べて仕事のストレスは確実に増大していると云う。

便利になった反面。絶対的な付加は上がってきていると感じているそうだ。いっそ紙に書いて手続きしてた頃に戻った方が楽かもね。なんて軽口を叩いたら、即結構みんなマジで「だと思うよ!」なんて強めの反応が返ってきてちょっと引いた。

じゃ今の僕らの苦労は何なんだ。

去年より今年。昨日より、今日。今日より明日。今よりも将来が確実に良くなる為に努力しているのではなかったか。

motormagazine 10/2006

疲れた頭で雑誌をパラパラとめくる。

BMW3シリーズ進化論  Section1 335i Coupe in Austoria
最強のパフォーマーなのか Section2 335i Coupe in Austoria
エンジンからなにが解明できるのか Section3 335i Coupe in Austoria

何より美しい。



http://motormagazine.co.jp/2006/08/10_6.html

ピエゾ型インジェクターで3回の燃料噴射。これは最大5回まで噴射可能なスペックがあるらしい。そしてリーンバーン、成層燃焼を踏まえて水素エンジンを見据えたBMWのエンジン戦略というか、経営戦略の先見性、リーチの長さに先ずは脱帽である。

向こう10年の「絵」が明確。そして既に熟成されている。

やはりここで見習うべきはこの製造業のこの姿勢。僕の属するソフトなフィナンシャルサービス業でこの中・長期計画なしに将来はない感じですね。

明日もめげずに仕事、仕事。



本を巡る冒険

2006-09-19 00:18:12 | 出来事
内田幹樹の「機体消失」読了。前作が予想外に小さく纏まっていた反面、第二作の本書では逆にちょっとだけ大きめに踏み出した感じ。そしてそこに僕はちゃんと騙された訳だから、まずまず及第点だ。

一方、前半と後半のバランスが悪い。登場人物の会話がへたくそすぎなどの課題が明確化。唐突に登場する音楽の趣味や、ジャンボ機をキャデラックのように良いとするような描写は、気になる人は気になるんじゃないのかな。

なんて思いつつ、このまま内田幹樹の本を読み進むか、ちょっと脱線するかが思慮の為所であった訳だ。折りしもネルソン・デミルの「ナイトフォール」が刊行され、丁度良いタイングだったので飛びついた。

そしたら本書は主人公は「ブラム・アイランド」や「王者のゲーム」で活躍した、ジョン・コーリーで、1996年に起きたTWA墜落事故に絡んだ話。正に航空機小説そのものであった訳なのだ。

ネルソン・デミルと云えばその昔「亜音速漂流」で読者のどきもを抜いた傑作で、この時期に併せて来たのは間違いなく出版社の「意図」であろう。そして一読者として、一マニアとしてその戦略に「乗って」みることにした。

ところでも先般、父から電話、「マイクル・コナリーの『暗き聖なる夜』の<下>がない。捜して送るように。」

「(下巻だけない訳ないんだけど)」

子供の時分から家族で同じ本を回し読みして良し悪しを語るのが僕の家の団欒の一部であった訳だが、母が亡くなり、父は脳卒中で倒れ、半身不随になりつつも、どうにか一命を取り留めた状態でどこまで本を理解して読んでいるのだろうかなんて考えもちょっとあった訳だが、こりゃちゃんと解ってるのね。完璧に。

なんてったって、マイクル・コナリーの『暗き聖なる夜』である。下巻を無くしているところには目を瞑って、ここ最近送り続けた数々の本を「つまらん」と一蹴しつつも、「マイクル・コナリーの『暗き聖なる夜』の<下>がない。」だぜ。それもちゃんと「マイクル」と言っていた。これは事件だよな。

カミさん「バッテリーⅠ~Ⅵ」読了したそうな。感想に関してカミさんと大激論。激論を呼ぶこと自体が本の力か、単に好き嫌いなのかで更に激論。

かくして、夜は更け本を巡る冒険は続くのであった。


休出②

2006-09-18 20:50:50 | 出来事
秘密基地にある資料がないと出来ない仕事があるので基地に出向く。今日も休出。

面倒臭かったので、普段着の休日モードで行くことにした。

隅っこのいつもの机で作業する事数時間、通り掛かった基地の隊員にたまげれた。

「うわっ!何時から居たんですか?」

「何時からって...。朝からここで仕事してたがな。」

「えっ、そこに朝座ってた人って、あなたでしたか....」

確かに蒸してきたのでシャツを一枚脱ぎました。しかし、相手の目線は僕の髪型。

そうか。どうせ内輪しかいないしと云う事で、髪はぼさぼさでヒゲも剃ってなかったのだ。遠目だとかなり違って見えるらしく、家の近所でも会社へ行く僕と普段の僕が同定できていない人がいるらしい事は薄々感じているのだ。わっはっは。(何がだ)

「ところで今日は執行役員がみえらてるハズですがお会いになりましたか?」

「....マジ?.....、遠くに居りゃ、わかんないかな?」

相手が僕だとわかってややギョッとしている役員を前にしたのは、それ程後の事ではなかった。

気を取り直して作業、作業なんて資料を捲っていくと、

「無い!」

「これも無い!」

「うわっ丸ごと無い!」

あるべき資料があちこちで欠落してる。資料を取りまとめている人達は外注さんで、中身を全く知らないので、肝心な部分が抜けていても気付かないのだ。

資料と比較して進める予定のものが期待していた1/3しかない。

「あの、自分で印刷してもいいんで、資料出ませんかね?」

「今日、動いてないんでダメですねぇ~」



こうして今日の日は沈んで行った。

週末は内田幹樹の「パイロット・イン・コマンド」のレビューを仕上げる予定だったけどそんなこんなで未着手でした。カミさんが航空機大好き(超変わったヤツだよな)なもので、内田幹樹の本で未読のものが沢山あった。

「パイロット・イン・コマンド」はもっと大味な展開を勝手に予想してたけど、そんな事にはならず抑え目で良い味を出した作品でした。嬉しい誤算。

読まず嫌いを捨てる方向に進んでいる僕は自宅にあって読んでいない本をちゃんと読む事にしたのだ。現在は「機体消失」を読んでいる。これは大好きな八重山諸島が舞台なので、風景を思い浮かべつつまったりと読んでいる。

来週末はどうだろ書いてる暇があるかな~。

運動会

2006-09-17 20:53:52 | 出来事
今日は、長男の通う中学校の運動会。この中学校は今年開校になったばかりで運動会ははじめてという記念すべきイベントだったのだ。

一方今年開校という事から三年生は0。二年生が若干名。殆んど一年生ばっかりという学校なのだ。体育着はぎりぎり運動会に間に合ったけど、制服は10月になるとか。

そんなまだ体を成しているとは言いがたい状態であった訳だが、隣接する小学校と合同で運動会を実施する事でどうにか運動会らしい形になった。

この隣接する小学校は娘が通う学校から学区が分離されていった別な学校である。息子が通いだした頃からみると元の小学校が三つに分離したようなものなのだ。ちょっと歩いたところに小学校が三つもある。

なのでちょっと捜すと中に以前同級だったりした友達が紛れている。娘にしてみればこの合同の運動会を観戦しに行く事に何の抵抗もない訳で、親とは別に友達と行くんだという。

引越しした事がなかった僕は子供の頃、隣の学区の小学校なんて他所の星の話くらい遠い世界に近くて違う学校の奴らはどこかなんか「変なヤツばっかだ」なんて思ってたっけ。ちょっと不思議な感じなのである。

さて、本題の運動会であるが、息子は結構足が速い。

息子が出るリレーと、徒競走を見に行く。徒競走は速さをある程度揃えた組にして行うんだそうで、息子はとっても速い方の組に入って走る事になった。

僕も子供が走るとなれば、真剣に応援するけど、カミさんは特に息子が走る姿に感動していて、毎年とっても楽しみにしているのだ。

自分の子供が走るとなるとどうしてこんなに夢中になれるのか。自分が運動会に出場していた時に親がこんなに真剣に応援してたなんて知らなかったよ。

しかも今回の徒競走はかなり凄いレースになる事が予想された、と云うのも徒競走の相手には県大会級の選手が二人も入っているのだ。

「俺、ビリになっちゃうかも....。」

「お前その回で仮にビリになっても、すごく速い組に入っているのはみんな知っているんだろう。だったらビリでも全く気にする事ないじゃんか。」

去年の運動会は大緊張状態で出場した息子だった。今年もガチガチになっちゃうかななんて心配してたけど、今年はこの組み合わせのせいもあって肩の力が抜けて走れたな。

リラックスしてた。

そして速かった。

みんなも。

お前の組は他の組に比べて抜きん出て速かったぞ。マジ。
ビデオが撮れんほどだったぞ。

今夜は酒が旨いぞ~。