五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

議員定数の削減よりも

2011年06月04日 | 日々のつれづれに
109から88…大阪府議会、定数削減条例可決大阪府議会は4日未明、橋下徹知事が率いる地域政党・大阪維新の会が提案した、現行109の議員定数を88に大幅削減する条例を可決した。[6月4日 読売新聞]

上記のように、各自治体で議員の定数削減に関する動きがありますが、既得権を守ろうとする抵抗は思いの外強く、橋本知事のような強権を使わないとナカナカ実現は難しいようです。
一方少ない人数で広い範囲と人数を受け持たされてはキメ細かい政治ができないという主張もある程度理解はできるところです。

改革の目的は人数を減らすことではなく、全体の費用を減らすことでしょう。
私は議員定数を減らすより各議員の俸給(というか歳費というか)を削減することで費用削減することを提案したいと思います。

それでなくてもセンセイと呼ばれ、様々な手当てや無料パスなどの特権をもち、はるかに優遇されているのは確か。議員を三期くらい勤めれば恩給もつき、いずれは褒章も受けられる身分となります。

他方、ろくな報告書も作らない海外調査という名前の外遊などの無駄なお金を使っている現状もたくさんあります。議会をやっていない時期にもお金をもらっている。

こうした部分を直すことではるかに効果的な構造改革が出来るのではないかと思います。

・議員の給料は一律2割程度削減して、なおかつ日当制で支給する。
・ただし、休日・深夜手当ては無し
・海外調査はすべて自分の給与から
・グリーン車も自腹で(もっと一般庶民と同じ目線で)
・必要な費用はすべて領収書を付けて実費精算(必ず毎年公表する)
・調査などのためにじゅうぶんな公設秘書を設ける(ただし親族・家族は不可)
・議員の兼職は認める(ただしチェックは厳しく)
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