五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

テレビの視聴率

2014年01月06日 | 日々のつれづれに
正月から始まったNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の第1回の視聴率が前年の「八重の桜」のときを下回ったというので話題になっているようです。

私は同級生の飲み会があって見ることができませんでしたが、ネットで見る限り、そんなに面白くないという評判は聞かれません。
何せ、人気定番の戦国時代の物語、信長秀吉家康に比べると若干知名度では劣る黒田官兵衛(如水)とはいえ、きっと評判も上がり視聴率も上がって行くものと思います。

で、気になるのがこの視聴率、モニター世帯のテレビに取り付けた専用機によるカウントを元にはじき出した数字であり、有名なニールセンを例に取ると、対象世帯数は5、000。内訳は関東、関西、名古屋というくくりで各600、その他県別に16地域が各200となっています。
我が山梨は対象地域外なのです。

それよりも問題なのは、実はこの専用機による調査、リアルタイムに見たテレビ放送のみが対象で、レコーダーに録画したものやBS放送、CS放送は対象になっていないのです。

我が家を例に取ると、正月にリアルタイムで見た放送はわずかに箱根駅伝のみ(それも往路はほとんど車載ナビの放送でした)、それ以外はだいたいテレビ直結のハードディスクかレコーダーに録画したものを再生したものでした。
こういう世帯は「ほとんどテレビを見ていない」と判断されるわけです。
前述の「軍師官兵衛」は2時間早いBS放送もあり、週末土曜日の再放送を見ている人もいるのでしょうが、こうした視聴は視聴率にはカウントされないのです。

ですから、数字自体はあまり説得力のあるものではありません。
「軍師官兵衛」の第1回の放送の数字も、他局が正月特番を流していたことを考えるとけっこう健闘していたのではないかと思います。
私も第2回の放送を楽しみに待ちたいと思います。
コメント
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