五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

あるお寺

2014年01月31日 | 日々のつれづれに
朝から町内の色々な場所を歩いて町のホームページ用の写真を撮りました。

市川三郷町高田地区。
地元の公民館に顔を出したら、そこの主事さんが中学校の同級生。
久しぶりの再会で、積もる話をしながら近所のスポットを案内してもらいました。

そういえば、この公民館も昔は小学校と中学校の跡地だったところに建てたもの。
建物の脇にひっそりと二宮金次郎の石像が建っていました。

昔は小学校といえば、このまきを背負って本を開いている少年の像があったものですが、最近はないそうですね。

町のフットパスのコースになっているとあるお寺。
名前は流通寺と書いて「るつうじ」と読みます。

ここでも事情を話して写真を撮らせてもらいました。
本堂にあがらせていただいて、住職から寺の由来などをお聞きしました。

「400年くらいだから、何も珍しいものはないよ」というお話。何でも400年ほど前までは真言宗のお寺だったものが、日蓮宗に変わり今の名前になったとか。以前のお寺については名前すらも残っていないのだそうです。
過去を消すために何かがあったのでしょうが、そのあたりはぼかされたまま。

本堂に向かって左側に大きなビャクシンの木があります。
樹齢400年以上という大木で、すっかり中が空洞化してコンクリートで固めてあるような木ですが、見た限りでは木としての勢いはまだまだ元気いっぱいの様子でした。
昭和43年に県の天然記念物に指定されたとかで、「近くに700年以上もある同門のお寺があるのに、自分のところがフットパスのコースに選ばれたのは、この木のおかげじゃないでしょうか」と住職はあくまでも控えめに話してくださいました。
コメント
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