五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

防災訓練説明会

2016年07月13日 | 日々のつれづれに
9月4日に一斉実施される町内の防災訓練。
今夜は各地区の区長を集めて説明会が役場で開催されました。

説明会も3回目ともなると、大体流れはわかっているので余裕を持って説明を聞いていましたが、中には新しく区長になった方もいるので、けっこう活発な質問も出たりしました。

防災訓練の一つに安否確認訓練というのがあります。
各地区の避難所へ集まった参加者の人数を数えて、災害対策本部(役場内に設置)に連絡するものです。

本部側からの依頼は、「9時30分までに連絡してほしい」というものでした。
これに対し、区長の側から「その時間帯は区あるいは組単位で他の訓練(消火栓点検、炊き出し、応急処置など)を行っているから、本部への報告はもっと遅らせて欲しい」というものでした。
本部の回答も「間に合わなければ仕方がないが、本部でも訓練をしているので出来るだけ早く」みたいな回答でした。

極めて象徴的なエピソードですよね。
何のための訓練か?

各避難所で確認した生存者あるいはけが人の情報を以下に早く本部に伝えるための訓練ではないのか?
そのために、遠隔地や山間地には高い金を払って衛星携帯電話を設置しているのではないのか?
平地に住む私たちが、どのくらいのスピードで情報を伝えることができるのかを確認する訓練だから、迅速にお願いします、と何故言えないのかな?

まあ、そう思えるのも私が三年目の区長だからしょうが...。
去年まで私も、訓練の全ての片づけを終えてから昼過ぎに報告していたものな。


今回、私の区ではどのくらい早くできるかやってみよう。
12区は5カ所の一次避難所に集合して点呼をするのです。
一番遠いところで500メートル以上は離れています。
それを区長のいる私の場所に報告してもらい、その集計結果を本部に報告するのです。

本当なら一時避難所と私の場所との間は「携帯電話無し」でやりたいところだけど、今年は使っても良いことにしようか。
それとも、いっそのこと徒歩あるいは自転車での報告に限定してみようか。
来月早々に組長を集めた会議があるので、そこで話し合うとしましょう。