五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

人前で話すこと

2016年07月22日 | 日々のつれづれに
ある人から紹介されたセミナーに参加するために、午後から出かけました(行先はあえて隠す)。

始めに開催地の首長さんがあいさつをしたのですが、これが実にひどい出来でした。
おそらく職員が書いたものを読んだのでしょう。
都合の悪いことにプロジェクターを使用するために会場が暗かったせいなのか、紙に書かれている文字がほとんど読めないようで、つっかえたり言い直したりという具合で、私が見てもさんざんな状態でした。
フォーラムのタイトルを何度も言い直した場所では、会場から失笑がもれる始末。
おそらく事前に一度も下読みをしていなかったんだろうなあ、と思いました。

次いで登場した、さる省のおエライさん(けっこう若い方。)
この方は逆にプロジェクターに書かれている文章を早口でまくしたてるだけまくし立てておしまい。
あまり話慣れていないのでしょうか、文中の難しい用語や略語についても一切説明なし。

表示されるパワポの内容も細かな文字がびっしりで、会場のかなり前に座った私でもよく読めないような状態(レジメ無し)でした。
キーワードと思えるようなことばを記憶にとどめただけで、話の内容は一切頭に残りませんでした。
早口でスピーチを終えた後「三分ほど早いですがこの辺で」と言った時には思わず笑ってしまいました。

その後にプレゼンをしたお二人は、話し慣れているせいか、ツボをつかんだ話しっぷりで、とてもわかりやすかったと思いました。

人前で話す場合に大切なことは何でしょう。

今回のセミナーのテーマよりも、話した方の対比が非常に鮮やかで、なんだかそちらのほうが印象に残ったセミナーでした。


コメント
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