図書館から借りた『ことばの力学――応用言語学への招待 (岩波新書)』を読了。
本書のタイトルを見た時、何だか難しそうだと思いつつ、それでも気になってしまいました。
英語学習者として最も興味を持ったのが第1部の3章と4章。バイリンガルのことと外国語教育のことが書いてありました。バイリンガルと言うと物凄くかっこいいイメージがあるのですが中には苦労している人もいるし、必ずしも有利という訳ではないみたい。それと英語公用語とか日本人英語とか、語学学習法にも触れられていました。やはりアウトプットだけでなくインプットも大切ですね。
メディアで使われている言葉にも注目しています。視聴率を上げようといいところで「このあとすぐ」とCMを入れるのも策。
ちょっと難しいところもあったけれど、言語に関して妙に納得させられた部分が多かったです。語学を学んでいるのなら、本書が面白く感じられるでしょう。
ことばの力学――応用言語学への招待 (岩波新書) 価格:¥ 778(税込) 発売日:2013-03-20 岩波さ~ん、早くKindle化をお願いします! |