図書館から借りた『危うし!小学校英語 (文春新書)』を読了。
借りた理由はそう、著者がNHKの語学講座にも出た鳥飼玖美子氏だからです。あまり小学校英語に興味はなかったのですが、彼女の著書ならと読んでみました。
本書では小学校での英語必須化へ警鐘を鳴らしています。誰が英語を教えるのかとか、親からの過剰な期待などなど…。本書で小学校英語の実態を読んでみると、理想とは程遠い現実でした。
日本人は英文法が強いと思いきや、国際的な英語テストの結果、読解力、リスニング力とともに成績は悪かったようです。これは中学校と高校で文法中心の教育を受けてきた割には意外でした。これには英語の勉強時間そのものが少なすぎるということもあるでしょう。
私は中学校へ入学する直前に塾で英語を習い始めました。英検を受け始めたのは遅めの高校1年生。母と妹は中学校在学中に英検を受け始めましたが、今では英語とは無縁です。でも遅めに英語の勉強を始めても別に何とも思いません。英語に興味を持ち始めたのは高校に入学してからですが、それでも挽回出来ました。
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危うし!小学校英語 (文春新書) 価格:¥ 788(税込) 発売日:2006-06 |