Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

「ツレがうつになりまして。」シリーズ

2016-03-21 20:59:44 | 本-その他
先ほど、
ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)
その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)
7年目のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)
を纏めて読みました。
本シリーズは夫である「ツレ」さんが鬱病を患った時の様子を描いたコミックエッセイ。ページ数は少ないので、すぐに読み終えられます。
私が患っている統合失調症とは違うようですが、「ツレ」さんの気持ちが凄く分かります。今まで好きだったことに興味を持てなくなるとか、TVの音とか人込みを極端に嫌うとか…。
第1作目で繰り返し出てくる「カメフトン」(「ツレ」さんが亀のようにお布団にすっぽり入る状態)には思わずくすっと笑ってしまいましたが、私も病状がひどい時はベッドで寝てばかりいましたっけ。
人それぞれ病状は異なると思いますが、患者さんの知り合いや家族は本シリーズを読むと多少は病気が辛い気持ちが分かるかと。
本シリーズは宮あおいさん主演で映画化され、Amazonではプライム会員なら無料で視聴できるようですね。時間が許せばそちらも見たいです。

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)
細川 貂々
幻冬舎

「昔はよかった」病

2016-03-21 20:43:26 | 本-その他
図書館から借りた『「昔はよかった」病 (新潮新書)』を読了。
特に高齢者がよく呟いている「昔はよかった」に異を唱える本書。たしかに数十年前に比べると犯罪件数自体は急激に減っていますし、治安や衛生も良くなっていますし、現代の方がずっと生活しやすいと思います。
江戸時代はあんなに住んでいる人がコロコロ変わっていたなんて意外でした。時代劇だとご近所同士がお互いのことをよく分かっていて絆が強そうに描かれていますが、実はそうではなかったようですね。そうだとすると隣の人のことをよく知らないパターンの多い現代の大規模マンションと大して変わりません。
若い人ばかりが非難されがちだけれど、年配者にもマナーなど悪い人はたくさんいる事実。そういえば電車や図書館の中で携帯電話をマナーモードにしない人って大抵私より遥かに年上の人のような…。そういう人に限って注意すると逆切れしますし、困ったものです。

「昔はよかった」病 (新潮新書)
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新潮社