Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

もし学生時代に戻れたら

2023-06-11 12:47:28 | 日記・エッセイ・コラム
学生時代、よく「今のうちに勉強した方がいいよ」と言われた記憶がありますが、今になってそれが理解できました。
学校で教わる勉強って、社会に出るための基礎の基礎ですからね。たとえ習ったことが古くなったとしても、その時の基礎がしっかり固まっていれば新しい知識もするっと身に付くと私は思うのです。
特に数学に関しては「二次方程式なんて将来の役に立つの?」と疑問を持ったことがありますが、単なる暗記でなくしっかり考えることが応用に繋がるのではと。私は文系に行ったので数学の内容は忘れてしまいましたが、頭のどこかで役に立っているのでしょうね。

「やり直したい教科は?」と聞かれたら、私は真っ先に「国語と社会」と答えます。
国語は本当に基礎で、身に付けないと数学の文章題は解けないし、社会や理科の教科書でどういう内容が書かれているか分からない。最近は国語よりも英語に重点を置いている傾向があるけれど、自国語である国語を理解していないと国語だけでなく英語も中途半端に終わってしまいます。教科書の内容が理解できない子どもたちが増えているそうですが、国語をしっかり勉強してこなかったからでしょう。そんな子どもたちが将来社会を支えるとなると、ちょっと心配です。「むかつく」とか「うざい」などしか言えず、表現が乏しいのは寂しいですし、はっきり自分の言いたいことが伝わりませんよね。
古典も漢文もしっかり勉強すればよかったと後悔しています。何百年も伝わってきた文学を学ぶことは直接には役に立たないと思いますが、「論語」などを読めば心が豊かになるかと思うのです。
社会も同様です。母とお互いに「お経みたいに眠たかった」なんて話していましたが、新聞を読んでいても学生時代に勉強しておけば理解度はグンと異なると思うのです。税金の仕組みとか国会の役割とか、理解しているのとしていないのでは全く違うでしょうね。

ここで「英語は?」となるところでしょうが、英語の勉強は中学校に入ってからでも十分なのでは? 中途半端に小学校で週1回だけ英語の授業を受けただけでは身に付かないし、それよりもその時間を国語の時間に充てた方がいいと思います。私も中学生の頃から英語の勉強を始めましたが、全く遅いと思いません。