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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

語学で身を立てる

2024-02-15 14:31:34 | 本-言語関連
図書館から借りた『語学で身を立てる』を読了。X(旧Twitter)でフォローしている方から本書の紹介があったので、読んでみました。
「外国語」というとまず思い浮かべるのは英語ですが、著者には英語以外にも習得している言語(主にヨーロッパ地方)があり、他の言語についても触れられています。語学で食べていく職業として翻訳、通訳、教師などがありますが、どれも相当な語学力が必要なのはもちろんですし、その国の文化を知ることも母国語である日本語も大切。やりがいはあるでしょうが、どの職業も大変ですね。
語学を学ぶのにネイティブスピーカーから習うのがいちばんと考えている人も多くないですけれども、本書にあるように日本語もしっかりしている教師がいいかと。それと帰国子女だからって語学が優れているとは限らないし、かえってインフォーマルな言葉ばかりを知っていてビジネスでは通用できないし、母国語がきちんとしていないという話です。最近では話すことに重きが置かれていますが、単語を並べただけでは相手に通じないし、文法も馬鹿にできないと思います。
どういう目的で外国語を学ぶかによっても学び方が全く異なってきますし、学生時代の外国語の成績によってもスタートの方法が違うともいいます。いずれにしても、集中して勉強するとか、毎日少しでも外国語に触れるなどが大事になってきます。
著者はTOEICや英検の試験をほとんど受けてこなかったそうですが、「これだけの実力があります」という証明として挑戦するのはありだと私は思います。試験を受けることで目標が立てやすくなりますし、申し込んだ後は嫌でも勉強せざるを得なくなります。私も20代に英検準1級を早めに取っておいて良かったと思っています。
別に語学のスペシャリストにまでならなくても、ちょっとでも語学の勉強に興味を持っているなら、この本はお勧めです。



Amelia定例トライアル(テクニカル・IT)の締切が近づいています。少しずつ下訳の見直しをしていますが、誤訳や不自然な訳がどんどん出てきて冷や冷やしています。短時間で終わらせるのも大事ですが、それよりも今は和訳の質を高めた方がいいかもしれません。

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