図書館から借りた『生きる意味(上田紀行著)』を読了。
2005年発行と古いですが、今読んでも古さは感じられませんし、状況が現在の私たちとあまり変わっていないように思えます。
最も印象に残ったのが、評価など数字に拘り過ぎているということ。学校ではテストの点数で、社会に出ても売り上げなどで評価されます。中には出身校や勤務先だけでその人を判断してしまう人もいます。時には競争も必要ですし、数字が全て悪いわけではないかもしれませんが、数字の良し悪しだけで人格まで決められてしまうのは嫌なものです。
また、学校や会社、家庭でも「いい子・いい人」を演じてしまうのも問題かと。「いい学校、いい成績、いい就職先」ばかり求めて、結局自分は何をしたいのか分からない。本当にやりたいことがあっても、周りの評価を気にして本音を隠してしまう。
そういう私も、学生時代は今以上に一目ばかり気にしていたと思います。短大時代、本当は翻訳者を目指したくてさらに勉強を続けたかったのですが周りと同じく就職活動をし、興味もそれほどない会社に何社も応募しました。結局は内定を貰うことなく、1年間のブランクを経て英語の専門学校に進みました。今は精神障碍を抱える中で決して楽ではありませんが、好きな英語にも漢字にも触れられて、少しは感謝しないとと思っています。
繰り返し読みたいので、Amazonで中古品を半額以下で注文しました。残念ながらKindle版はないとのこと。届くのは来月になる予定ですが楽しみです。
2005年発行と古いですが、今読んでも古さは感じられませんし、状況が現在の私たちとあまり変わっていないように思えます。
最も印象に残ったのが、評価など数字に拘り過ぎているということ。学校ではテストの点数で、社会に出ても売り上げなどで評価されます。中には出身校や勤務先だけでその人を判断してしまう人もいます。時には競争も必要ですし、数字が全て悪いわけではないかもしれませんが、数字の良し悪しだけで人格まで決められてしまうのは嫌なものです。
また、学校や会社、家庭でも「いい子・いい人」を演じてしまうのも問題かと。「いい学校、いい成績、いい就職先」ばかり求めて、結局自分は何をしたいのか分からない。本当にやりたいことがあっても、周りの評価を気にして本音を隠してしまう。
そういう私も、学生時代は今以上に一目ばかり気にしていたと思います。短大時代、本当は翻訳者を目指したくてさらに勉強を続けたかったのですが周りと同じく就職活動をし、興味もそれほどない会社に何社も応募しました。結局は内定を貰うことなく、1年間のブランクを経て英語の専門学校に進みました。今は精神障碍を抱える中で決して楽ではありませんが、好きな英語にも漢字にも触れられて、少しは感謝しないとと思っています。
繰り返し読みたいので、Amazonで中古品を半額以下で注文しました。残念ながらKindle版はないとのこと。届くのは来月になる予定ですが楽しみです。