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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

言葉の海へ

2024-10-18 14:36:00 | 本-その他
図書館から借りた『言葉の海へ』を読了。
本書は明治時代に発行された国語辞典『言海』でお馴染みの大槻文彦氏の生涯を描いた1冊。「生涯」と言っても若い頃が中心で、彼の祖父や父の時代にも触れられています。
大槻氏は国語の文法の大切さを強調していますが、英語学習ばかり注目している現在と通じるところがあると思います。国語の授業では動詞や形容詞の活用形を習った記憶がありますが、それ以外になると殆ど覚えていません。やはり自国の言葉を疎かにしていると、外国語習得にも支障が出てきます。
『言海』については最終章で触れられています。もう少し辞書の執筆の場面にページを割いてくれたらとも思いましたが、大槻氏の苦労が十分に理解できました。
まだきちんと中身を読んでいませんが『言海』、そしてその後発行された『大言海』は、明治時代の背景が分かる読み物としても最適だとか。すべて目を通すのは難しいかもしれませんが、パラパラ捲ってみたいですね。




内容は良いらしいのですが、文庫版のため字がかなり小さく、潰れているところもあるという話です。


最近中古で買ったのですが、まだ1ページも開いておらず…。せめて前書きと後書きだけでもじっくり読みたいです。

先日自宅近くのスタバへ母と行った時のこと。お店の人が「モバイルオーダーでお待ちの○○さん」と呼んでいたので、母と2人で「へっ?」と思ったのです。その「○○さん」とは母と私の苗字。比較的珍しい苗字ですし、どうして本名で呼ばれたのか不思議に思いました。よく考えたらモバイルオーダーで注文していませんし、カウンターに置かれた紙コップのラベルに「○○」とローマ字で書かれていました。同じ苗字の人はあまり見かけないのですが、案外身近にいるものですね。

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