Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

市谷の杜 本と活字館

2024-07-07 14:58:36 | 日記・エッセイ・コラム
7月4日(木曜日)、猛暑の中、都内にある「市谷の杜 本と活字館」へ行ってきました。


公式Webサイトはこちらです↓
https://ichigaya-letterpress.jp/

外観はこんな感じです。


こちらの建物は明治時代に建てられ、実際に印刷工場として使われていたそうです。工場としての役目は終わりましたが、一般公開用に改装したとか。

こちらは実際に発行された書籍。『TVガイド』創刊号、『広辞苑』初版、終戦直後のベストセラー『日米会話手帳』です。



『日米会話手帳』は名前を聞いたことがありましたが、肉眼で見るのは今回が初めて。売店にレプリカが置いてあって手に取ることができましたが、小さなハンドバッグにも入れられるくらい、薄くて小さくて軽いです。

そしていちばん見たかった「母型」というものを実際に初めて見ました。



『「大漢和辞典」の百年』という本で母型の写真を見たのですが、実際はどういうものなのか気になっていて。本などの印刷用の文字だけあってやはりかなり細かいです。さらにルビ用の型もあり、もっと小さい…。きっと当時の印刷技術としては画期的だったのでしょうね。
これは館内の映像でですが、「紙型」も見ることができました。その紙型から鉛で型を作って印刷するのです。

休憩所にはこんな母型の形のベンチがありました。

その脇には何冊か印刷関連の本が置いてあり、その場で自由に閲覧できました。

売店もありまして、記念にこんな商品を買いました。

本をイメージした大き目のクリップ、そして職員さんもつけているオリジナルバッジです。他にも可愛らしい便せんやメモ帳、書籍や、図書館の「館内用」ラベルをデザインしたピンバッジもありました。
なお、コーヒーなどの飲み物を買えるコーナーはありますが、お昼などは買えませんので、最寄りの市ヶ谷駅周辺で食事を済ませることをお勧めします。

友人などと行くのもいいかもしれませんが、私の場合、こういう場所は1人で行くのが好きです。連れの人がいるとどうしても気を遣ってしまいますし、1人ですとゆっくりと自由に行動できますから。
なお、土日を中心にワークショップ(要予約)が開かれているそうですので、興味のある方はWebサイトをチェックするといいでしょう。

面倒くさがり屋さんは損しているかも

2024-07-01 13:43:58 | 日記・エッセイ・コラム
他人事ではありませんが、面倒を嫌う人ほど金銭的に損していると思います。
某本屋さんにて。店員さんが応募用紙を渡そうとしたら「そういうのは面倒なので」と断っている女性のお客さんを見かけました。年配の人ほど「面倒」と言葉にする人が多いと感じます。
前の記事でも触れましたが、老人ホームに住んでいる伯父は自分で髭を剃るのを面倒くさがり、月2回も床屋さんに剃ってもらっています。床屋さんは1回につき3,080円。仮に自分で髭剃りをしていたら1~2ヶ月で1回で済みそうですし、年間で万単位の節約になります。それに伯父は10枚近く持っていたクレジットカードのポイントは利用したことがなさそうで、母と私が気付いた範囲でもかなり失効していました。ポイント利用にカタログ等を取り寄せるのが面倒だったのかもしれません。マンションに住んでいた時、コンビニで有料のビニール袋を毎回貰っていたようで、何十枚も出てきたそうです。掃除機は本体にゴミが溜まるとゴミパックを取り替えず、本体ごと買い替えていたらしいです。また、中のゴミを捨てなかったため、お掃除ロボットを壊してしまったことがあります。掃除は殆どしなかったようで、キッチンなどが汚れた時にわざわざリフォームしたと聞きました。ホント、あのままマンションに住んでいたら、貯蓄がゼロになっていたかもしれません。
チャージの面倒が要らないオートチャージは便利そうですが、しっかり管理しないと金銭感覚が麻痺しそうです。やはり伯父のWAON一体型のイオンカードはオートチャージに設定されていました。私もPayPayで最初のうちは銀行口座からチャージしていましたが、無駄遣いが怖いのとお金の管理が大変になったので、多少不便でもコンビニのATMからチャージしています。
月に何回も行くならポイントカードやアプリを活用するとか、電子チラシやセールなどの割引の日をチェックするとかすると、積み重ねていくと出ていくお金がだいぶ違うと思います。まめにチェックすると、スマホアプリにはけっこうクーポンも配布されているし、ポイントも3倍とか5倍とか付くこともあります。面倒だからってお買い物に行く前に情報を
見ないままにしておくと、損しているかもしれません。母はお買い物アプリを面倒だと思ってあまり入れたがらないのですが、カードを忘れたり探すのが面倒だったりしますし、アプリを使う方がカードよりずっと便利です。
3ヶ月ほど前にソフトバンクからUQモバイルへ携帯会社を変更しましたが、月々の料金がウン千円下がったのにはびっくり。某家電量販店で変更手続きに3時間くらいかかりましたが、面倒がらずに変更して良かったです。それ以降、何の不便なく使えています。格安携帯に変更しない理由の1つが「面倒くさいから」だそうですが、長い目で見ると、見積もりだけでもすることをお勧めです。
「面倒」といっても、ちょっとした手間で便利になったり金銭的にお得をしたりするのですけれどね。お得になるのならアプリやサービスなどどんどん活用したいものです。