伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

多重録音のパイオニア

2014-12-24 23:19:53 | 音楽

私が「イン・ダルシ・ジュビロ」を初めて聴いたのはマイク・オールドフィールド氏の「ボックスト」というレコード1977年のこと。

4枚組の4枚目に入っていた。その4枚目のレコードの名前が「コラボレーション」。

今では当たり前に使っている言葉だが、当時は意味が分からず辞書で引いた。

「協力者」と載っていた。

時が過ぎ、インターネットの時代になって初めて動画を見ることができた。

マルチプレーヤーのマイク・オールドフィールド氏だが、スネアドラムはウィリアム・マレー氏、2本のリコーダーとコーソルトはレスリーペニング氏が演奏している。

この動画は1975年に撮られたものだが、つい最近、グーグルのコマーシャルでも似たような映像がなかっただろうか。

一人での多重録音のパイオニアはマイク・オールドフィールド氏なのだ。


Mike Oldfield - In Dulci Jubilo


この動画に出てくるのはかつてオックスフォード郊外にあったヴァージン・レコードのマナースタジオだ。

現在は人手に渡っている。


 


オックスフォード州、シップトン・オン・チャーウェルにあるマナーハウス


イン・ダルシ・ジュビロは、この「ヴァージン・マナースタジオ」と、マイク氏初めての個人スタジオ「ザ・ビーコン」の2か所で録音編集された。

残念ながら、「ザ・ビーコン」も現在はスタジオではない。

個人所有の家屋である。



ザ・ビーコンのマイク氏(当時20歳)



かつてのスタジオ。窓枠の辺りは当時のままだと聞いた。

2011年12月25日に泊めていただいた。ゆきたんくが使ったのは左のベッド


ザ・ビーコンの通用門と表札    と ゆきたんく


 

コメント
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