私が「イン・ダルシ・ジュビロ」を初めて聴いたのはマイク・オールドフィールド氏の「ボックスト」というレコード1977年のこと。
4枚組の4枚目に入っていた。その4枚目のレコードの名前が「コラボレーション」。
今では当たり前に使っている言葉だが、当時は意味が分からず辞書で引いた。
「協力者」と載っていた。
時が過ぎ、インターネットの時代になって初めて動画を見ることができた。
マルチプレーヤーのマイク・オールドフィールド氏だが、スネアドラムはウィリアム・マレー氏、2本のリコーダーとコーソルトはレスリーペニング氏が演奏している。
この動画は1975年に撮られたものだが、つい最近、グーグルのコマーシャルでも似たような映像がなかっただろうか。
一人での多重録音のパイオニアはマイク・オールドフィールド氏なのだ。
Mike Oldfield - In Dulci Jubilo
この動画に出てくるのはかつてオックスフォード郊外にあったヴァージン・レコードのマナースタジオだ。
現在は人手に渡っている。
オックスフォード州、シップトン・オン・チャーウェルにあるマナーハウス
イン・ダルシ・ジュビロは、この「ヴァージン・マナースタジオ」と、マイク氏初めての個人スタジオ「ザ・ビーコン」の2か所で録音編集された。
残念ながら、「ザ・ビーコン」も現在はスタジオではない。
個人所有の家屋である。
ザ・ビーコンのマイク氏(当時20歳)
かつてのスタジオ。窓枠の辺りは当時のままだと聞いた。
2011年12月25日に泊めていただいた。ゆきたんくが使ったのは左のベッド
ザ・ビーコンの通用門と表札 と ゆきたんく