知らないってこういうことなんだと改めて思った。
今回のココフカの旅2日目のことである。
そう、会津に来たのなら白虎隊自刃の地を訪れたり、墓標に手を合わせたい。
ゆきたんく号で行ったので、観光地も当然車で回ることになる。
そんな時、無料駐車場の表示があったので、そこに停めた。
初老のおじさまが待ち構えていて、
「50年無料でやっているよ。」
その代わり、お店を見てってね。
という本人曰く、儲からない商売をしているそうである。
はしょる。
一通り見て回り、お土産を買っている時の話。
おば様「どこに泊まられたの?」
ゆきたんく「大川荘です。」
おば様「あら、鬼滅の刃の舞台の宿よ。」
知らなかった。
帰って調べたらその通り。
ホテル入口。 ここいらで一番大きなホテルだった。 → Map
そうと分かっていたら、もっと写真を撮っておけばよかった。
フロント横の大きな空間が、鬼滅の刃のイメージに使われたという。
もちろん写真大好き男のゆきたんくであるから、撮ろうとした。
ただお客様がたくさんいらっしゃるので、カメラを自由に向けることはできない。
とうとうタイミングが合わず、内部は取らずじまい。
それどころか、宿間泊した部屋の写真さえも撮っていなかった。
かわいいと思って撮った。
これが起き上がりこぼしということも知らなかった。
「起き上がり小法師」は倒してもすぐ起き上がる、
会津の伝統工芸品とは知らなかった。
七転び八起きの縁起物として有名だそうだ。
今の今のまで知らなかった。
赤べこがそれだと思っていた。
それよりも古い歴史を持つのが起き上がり小法師だそうだ。
今から400年も昔、当時の会津領主蒲生氏郷公が正月に作らせたのが始まりだそうだ。
蒲生氏郷公とは、鶴ヶ城、城下町、そして茶道がある。
その全てが蒲生氏郷公によるものだそうだ。
どの地にもあ伝わるもの。
歴史の勉強は必要だね。