飛行機を使った旅で悔しいこと。
離陸後、着陸前の15~20分の間は電子機器の使用は厳禁なことである。
もちろん、優先順位の第一は安全であるから仕方がない。
以前、着陸前の窓から見える町の景色をどうしても撮りたくて、使い切りカメラを使ったことがある。
今や風前の灯となったフィルムカメラである。
結果は散々だった。
今回の台湾の旅は、着陸する空港が台湾桃園空港であった。
台湾北西部の夜景が見えてきた。
そろそろ「電子機器の電源を・・・」のアナウンスが入る前に取れるだけ取らなくてはと思い、たくさんシャッターを押した。
なかなかアナウンスが流れない。
なんだろう。
JALだから、そういうところの漏れはないはずである。
しばらく撮影を楽しんだ。そして途中で気が付いた。
だいたいの航路
夜景が見えてから着陸するまでにかかった時間が、いつもの2倍近くあったということだ。
日本から台湾に向かい、着陸前には、上写真のような航路を取っていたと思う。
西南西の方向に飛んでいる時に、撮影を楽しんだということだ。
大きくUターンして、台湾桃園空港に方向を向けてからアナウンスが入ったのである。
これが明るい時だったら夜景にはならないが、台湾北西部の淡水区に河口のある淡水河付近の町の様子が撮れたことだろう。
今回の旅では淡水に行った。飛行機から見えた場所を歩いたことだろう。
淡水河河口ありの夜景と思われる。
肉眼ではもっとはっきりと川のラインに沿った照明が見えた。