
今ゆきたんくは「PHP新書」、「PHPビジネス新書」に凝っている。あまり本好きでもないのに、自発的に興味を持って本を読んでいるのだ。最近では「伝える力」、「今すぐ使える!コーチング」である。
唐突だが、ゆきたんくの悪い癖を紹介しよう。車に乗るようになってからの話である。普通の人は、車で目的地に向かう時には、間違いなく着くことのできる広い道を通って行くという。ゆきたんくは、どうも狭い道が好きで、寄り道をしてしまう。こういうと格好悪いので、目的地までの近道(ではないだろうか…という希望的観測)を求めてと言いなおそう。
まあ、それで何度も行き止まったり、かえって時間がかかったりするのである。よせばいいのに、出かけるたびにそれである。ところが、ある時にした寄り道が以前行き止まった道につながることがある。「あれ、ここには来た事がある。」
そして、そういうことが増え、抜け道の王者になっていたゆきたんくである。
「これってシナプス(神経回路)が枝を出してつながっていくのに似ている。」と思ったゆきたんくである。運動神経然り、勉強然り(できなかった問題が、ある日突然解けることがある。)である。
写真はイギリスはロンドンのヴィクトリアコーチステーションの行き先表示コーナーである。このコーチステーションは日本で言うバスターミナルである。なんで「コーチ」というのかは分らなかったし、追求もしなかった。
そこで「PHPピジネス新書…今すぐできる!コーチング」の登場である。
冒頭のところに、コーチの語源である自家用馬車が、人を思い通りのところへ連れて行ってくれることを家庭教師(19世紀になってからコーチと呼ばれた)が相手に合わせて個別指導し、その人の学習目標を達成させることからコーチと教師が同義語になった流れが記してあった。
そしてヴィクトリアコーチステーションがかつて馬車駅だったことが分ったのである。
関係あることって、いつかどこかでつながるのだ。無駄なことなんて本当はないのかもと思ったゆきたんくである。
ヴィクトリア・コーチ・ステーション案内所