伝えたんく

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運河

2010-06-23 23:13:28 | 言いたんく


運河

 千葉県の野田市と流山市の境辺りを流れる運河。

 元々、「江戸川と利根川を結ぶ川ができれば、荷物を運ぶのに近道になるだろう。」と言った少年の一言から生まれたものだとか・・・。

 実質的には江戸川の関宿と野田の間に巨大な中洲があって水運が滞っていたことで茨城県知事の人見寧や茨城県会議員の広瀬誠一郎らが運河の建設を要請して運河開削に至った。

 ところが、水運としての機能を果たしてきたのが10年から20年くらいというから意外に短い寿命だったと言える。鉄道建設熱が高くなってきたこともその一因だった。

 運河水辺公園には、運河掘削の技術を提供してくれたオランダ人技師のムルデルの碑がある。

 今年が開削120年になる運河の開通式(1890年6月)には、彼は参加できなかった。5月で任期満了になったからである。

 現在、運河の周辺は散歩するご老人や、健康ジョギングの方のよりどころとなっている。

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2 コメント

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運河が運河であった時期 (伊 謄)
2010-06-25 03:12:17
 昭和に入っても定期航路はありましたから、1920年代から衰退に向かって、1930年代に終焉を迎えたように感じられます。
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終焉・・・ (ゆきたんく)
2010-06-25 06:23:45
なんとも寂しい話です。
新川屋さんという料亭があります。
桜の時期には、運河で仕事をしていた人たちが集まったといいます。
和食と洋食の2店舗あって、古くから旅館として使ってした建物が洋食屋になっています。
 なかなか良い料理を出しています。
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