夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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小泉総理『靖国参拝』是か非か  最終回

2005-06-16 16:28:02 | 時事【政治・経済】等
色々な知識人が、論評を述べられていたが、
私が素直にうなづけた人がいる。
明治大学教授・入江隆則・氏である。
転記させて頂きます。

          東アジアの『歴史の真実』

参拝すべき

国家には歴史の解釈権があり、
それを失えば精神的な独立を失ってしまう。

早い話が、敗戦時に天皇が護持されたことが、
戦後の日本経済繁栄の秘密だから、
東京裁判で昭和天皇の身代わりになった
昭和殉難者たちがいなければ、
戦後日本の繁栄はなく、
したがって中国へのODA援助も不可能だった。

これが日本から見た、東アジアの『歴史の真実』である。

現在、日本から歴史の解釈権を奪おうとしているのは、
中共にとそれに阿(おもね)る国内の反日だが、
中共が、天安門事件などで見られた国民の不満を
外に向けるために反日を煽っているのは、見抜かれている通りだ。

一つの民族を標的にしたこれほど執拗な宣伝は、
人類史上例がなく、辛うじてナチス・ドイツ時代の
反ユダヤ主義が思い浮かぶくらいだ。

以上が全文である。


☆私のコメント☆

敗戦直後、占領軍と日本の一部の方たちが、
国民を素直に従事させるために天皇を利用し、
代償として、茶番劇の東京裁判を行なったと思う。

その結果、国民の一人一人が復興に萌芽し、
冷戦、そして朝鮮戦争も追い風となり、飛躍的な経済発展が
出来たのは事実です。

京都大学教授・中西輝政・氏が明言しているが、
歴史問題を取り上げる中国の真の狙いは、
日米分断にあることを深く銘記すべきだ。
『靖国』はその突破口にすぎない。
その次はガス田、尖閣、そして台湾、日米と続く。
と氏は明言している。

私は以前にも綴ったが、中国は東アジアの覇権が目的であり、
最終目的はアジアの覇権にある。
この場合、日本を傘下に置くのが、中国の理想となる。
尚、中国としては、前提条件として、内政の諸問題が
多少波乱があっても、治下した場合の事である。

唯、この場合、アメリカの国益に反する事であるから、
アメリカの中国に対して、封じ込め策を取る。
最悪のケースは、冷戦時代の時、対ソ連と同様に・・。

そして具現化出来ない日本の総合政策は、危険な綱渡り、となるので、
日本の内閣は、即急に今後の日本を立案し、実行する他にない。

コメント (1)
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