一週間後、両陛下は、『慰霊の旅』の感想を発表された。
『今日、我が国が享受している平和と繁栄が、
多くの人々の犠牲の上に築かれていることを深く心に刻み、
これからも、この戦いに連なるすべての死者の冥福を祈り、
遺族の悲しみを忘れることなく、世界の平和を願い続けていきたい』
この時、両陛下は、更にこう述べられている。
『これら四地域にとどまらず、広く日本各地、
また、遠い異郷にあって、かけがえのない命を失った多くの人々と、
今なお癒えることのない悲しみを持つ遺族に深く思いを致します』
この思いに沿う形で、政府は、日本の委任統治領として戦渦に巻き込まれた
マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、パラオを両殿下が訪ね、
サイパンにも立ち寄られるという計画を検討。
2004年の2月から3月にかけての日程が決まったが、
交通手段が確保できず、中止。
政府専用機が離着陸できるサイパン訪問の可能性だけが残されていた。
今回、アメリカと、サイパンを中心とする米自治領の
北マリアナ諸島政府が歓迎の意向を示し、
国際親善を目的としない慰霊だけの外国訪問が、
初めて実現することとなった。
サイパン訪問は、10年前の慰霊の旅の延長線上にある。
以上が記事の全文である。
☆私のコメント☆
やはり思いはあっても、両陛下のお立場は大変である。
気軽に言動も許されない、お立場であります。
私はこの記事を読む前に、今なお他国の地に眠る人々に
旧・厚生省が遺骨の収集を何より最重点施策を採り、
より実施するのが、我々の国民の責務と思う。
何はともあれ、かくも長きにおよぶ、とは溜め息をつかずには
いられない。
☆ ☆ ☆
この事とは別課題であるが、以前綴ったことがあるが、
なぜ終戦なのか、
敗戦といわないのか、私は不思議である。
敗戦記念日と明示すれば、国家の威信が保たれる。
終戦記念日などと、あやふやな表示をすれば他国から、
国際から軽蔑を受けるだけである。
いまもって、だれが終戦などと、発言したのかわからない。
『今日、我が国が享受している平和と繁栄が、
多くの人々の犠牲の上に築かれていることを深く心に刻み、
これからも、この戦いに連なるすべての死者の冥福を祈り、
遺族の悲しみを忘れることなく、世界の平和を願い続けていきたい』
この時、両陛下は、更にこう述べられている。
『これら四地域にとどまらず、広く日本各地、
また、遠い異郷にあって、かけがえのない命を失った多くの人々と、
今なお癒えることのない悲しみを持つ遺族に深く思いを致します』
この思いに沿う形で、政府は、日本の委任統治領として戦渦に巻き込まれた
マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、パラオを両殿下が訪ね、
サイパンにも立ち寄られるという計画を検討。
2004年の2月から3月にかけての日程が決まったが、
交通手段が確保できず、中止。
政府専用機が離着陸できるサイパン訪問の可能性だけが残されていた。
今回、アメリカと、サイパンを中心とする米自治領の
北マリアナ諸島政府が歓迎の意向を示し、
国際親善を目的としない慰霊だけの外国訪問が、
初めて実現することとなった。
サイパン訪問は、10年前の慰霊の旅の延長線上にある。
以上が記事の全文である。
☆私のコメント☆
やはり思いはあっても、両陛下のお立場は大変である。
気軽に言動も許されない、お立場であります。
私はこの記事を読む前に、今なお他国の地に眠る人々に
旧・厚生省が遺骨の収集を何より最重点施策を採り、
より実施するのが、我々の国民の責務と思う。
何はともあれ、かくも長きにおよぶ、とは溜め息をつかずには
いられない。
☆ ☆ ☆
この事とは別課題であるが、以前綴ったことがあるが、
なぜ終戦なのか、
敗戦といわないのか、私は不思議である。
敗戦記念日と明示すれば、国家の威信が保たれる。
終戦記念日などと、あやふやな表示をすれば他国から、
国際から軽蔑を受けるだけである。
いまもって、だれが終戦などと、発言したのかわからない。