私は、この人の出演した映画は、十作品前後、観ている。
黒澤明・監督の『どですかでん』、『まふだだよ』は、
多くの方が絶賛しているので、綴るのは省略する。
1996年の和泉聖治・監督の『お日柄もよくご愁傷様』を採り上げたい。
この映画は、冠婚葬祭を中心とした人生の縮図を描いた作品である。
作品の完成度としては、テーマを何でも押し込んだように、果敢な
失敗作である。
特に、ラスト・シーンは感動するどころか、しらけてします。
山小屋に残した落書きは、結果的に見付からなかったが、
父親の想いは中年夫婦は理解できた・・
といったようにすれば、完成度合いもまた違った評価を受ける。
ただ、出演者の多くは、それぞれの持ち味を生かした作品である。
橋爪功と吉行和子の中年夫婦、父親の松村達雄、
橋爪功の妹役の根岸季衣とその主人の鈴木ヒロミツ
この五人が演じきったのは、役者としての演技の巧さは
誰からも褒められる成熟度がある。
俳優を目指している方には、この五人から
少しでも学べば、上達が早くなる、お手本である。
名優、松村達雄さんは亡くなったが、私達に思い出の多い
作品を残してくれた。
山田洋次・監督のコメントは、この名優に対し、
ベストのはなむけの言葉である。
私は近いうちに、『まあだだよ』と『お日柄もよくご愁傷様』を
鑑賞しょうと思っている。
黒澤明・監督の『どですかでん』、『まふだだよ』は、
多くの方が絶賛しているので、綴るのは省略する。
1996年の和泉聖治・監督の『お日柄もよくご愁傷様』を採り上げたい。
この映画は、冠婚葬祭を中心とした人生の縮図を描いた作品である。
作品の完成度としては、テーマを何でも押し込んだように、果敢な
失敗作である。
特に、ラスト・シーンは感動するどころか、しらけてします。
山小屋に残した落書きは、結果的に見付からなかったが、
父親の想いは中年夫婦は理解できた・・
といったようにすれば、完成度合いもまた違った評価を受ける。
ただ、出演者の多くは、それぞれの持ち味を生かした作品である。
橋爪功と吉行和子の中年夫婦、父親の松村達雄、
橋爪功の妹役の根岸季衣とその主人の鈴木ヒロミツ
この五人が演じきったのは、役者としての演技の巧さは
誰からも褒められる成熟度がある。
俳優を目指している方には、この五人から
少しでも学べば、上達が早くなる、お手本である。
名優、松村達雄さんは亡くなったが、私達に思い出の多い
作品を残してくれた。
山田洋次・監督のコメントは、この名優に対し、
ベストのはなむけの言葉である。
私は近いうちに、『まあだだよ』と『お日柄もよくご愁傷様』を
鑑賞しょうと思っている。