東京の郊外は、過日の台風のあとは、
秋雨前線の停滞の影響で5日ばかり初秋の村雨となり、
この後の3日続き秋日和となっている。
こうして空を眺めていても、雲が三つ程度浮んでいるが、澄み切った青空となって折、
気温は31度前後の暑さとなっている。
先程、庭先に下り立ち、煙草を喫っていたら、
夏のような陽射しを感じて、樹木の下に身を寄せたりしている。
木陰は涼しく、ときおり吹く風は秋の匂いであった。
私は午前の10時過ぎから、
居間でクーラーの冷気の下で、簡易ベットを持ち込んで、文庫本を読んだり、
時折まどろんだりしている。
そして、つたない綴りを終えた後、
昼食を食べ、再び午後は文庫本を友とし、読み続ける予定である。
文庫本に関しては、阿川弘之・著の『新編 南蛮阿房列車』(光文社)であり、
著作者の小説、随筆は私なりに数多く読んでいるが、
鉄道好きな作者の名作の随筆は、今日まで見逃していたのである。
作者が序文のようなかたちで、
先代は内田百、ご自分は二代目、そして三代目は宮脇俊三の三氏と明示されているが、
紀行文の鉄道としては、誰しもが認める作品を残されている。
私は三代目の今は亡き・宮脇俊三から、
鉄道旅行を紀行文学に昇華させた作品を殆ど読んで折、
数多く作品から教示を受けたひとりである。
尚、こうした先代、二代目、三代目は、
いかがわしいある世界と違い、随筆のひとつの分野として、
私は限りない伝統美を感じ、そして鉄道が栄えた時代に心を寄せたり、
愛着心をいだきながら、読んだりしている。
秋雨前線の停滞の影響で5日ばかり初秋の村雨となり、
この後の3日続き秋日和となっている。
こうして空を眺めていても、雲が三つ程度浮んでいるが、澄み切った青空となって折、
気温は31度前後の暑さとなっている。
先程、庭先に下り立ち、煙草を喫っていたら、
夏のような陽射しを感じて、樹木の下に身を寄せたりしている。
木陰は涼しく、ときおり吹く風は秋の匂いであった。
私は午前の10時過ぎから、
居間でクーラーの冷気の下で、簡易ベットを持ち込んで、文庫本を読んだり、
時折まどろんだりしている。
そして、つたない綴りを終えた後、
昼食を食べ、再び午後は文庫本を友とし、読み続ける予定である。
文庫本に関しては、阿川弘之・著の『新編 南蛮阿房列車』(光文社)であり、
著作者の小説、随筆は私なりに数多く読んでいるが、
鉄道好きな作者の名作の随筆は、今日まで見逃していたのである。
作者が序文のようなかたちで、
先代は内田百、ご自分は二代目、そして三代目は宮脇俊三の三氏と明示されているが、
紀行文の鉄道としては、誰しもが認める作品を残されている。
私は三代目の今は亡き・宮脇俊三から、
鉄道旅行を紀行文学に昇華させた作品を殆ど読んで折、
数多く作品から教示を受けたひとりである。
尚、こうした先代、二代目、三代目は、
いかがわしいある世界と違い、随筆のひとつの分野として、
私は限りない伝統美を感じ、そして鉄道が栄えた時代に心を寄せたり、
愛着心をいだきながら、読んだりしている。