10月を迎えると、私は民間会社を定年退職後、丸3年となる。
ときおり、退職前の時期で予測したこと、
そして現実に過ごしてきた生活を振り返ったりすることもある・・。
現役時代は、時間が勝負、と思っていた。
ある程度の年収を得れば、責務と権限が伴うので、
定例業務は素早く終わらせ、改善策を色々と思考し、具進したりしていた。
これらに伴い、与えられる業務量は増したので、睡眠時間を削り、
ときには徹夜をいとわないで、勤務していたりした。
どなたでも同じと思われるが、会社の駒(こま)のひとつ、
と空(むな)しさと感じたこともあり、
或いは達成感の喜びもあったりしてきた。
そして、自分の敵は自分である、という思いで、長年勤務をしてきた。
こうした理由もあり、定年退職の数年前から、
せめて退職後は、自分の好きなことで、時を過ごしたい、
と切実に思ったわけである。
退職後の無職の年金生活は予定通りであった・・。
昭和19年に生を受けた私は、
満62歳を過ぎる2年間は報酬比例部分としてほぼ満額の6割弱で、
現在は満額を頂き、生活の基盤としている。
我が家は生活の諸経費は満額となった年金でまかない、
旅行費、思いがけない経費は多少の貯金を取り崩して生活している。
これらは退職前の想定どおりでにあり、
年金生活で時間が自由の身であるが、それなりに自身の趣味の世界で忙しいのである。
国内旅行は私達夫婦の共通の趣味であり、
四季折々、各地を訪(おとず)れている。
私が予想外としては、家内が祭り好きなので、地方の祭りを観たりしている。
そして温泉滞在は3泊4日程度は予期していたが、
これ以上の滞在が多い時もあったりしている。
旅行はあくまで非日常生活なので、
月の大半を過ごしている肝要な日常生活に於いて、
予測していたことと差異があり、微苦笑をしたりしている。
私は文章を綴ることが好きなので、
電子メール、或いはホームページを開設する予定であったが、
退職後まもない時に、ブログの世界を知り、これ以上最適なことはないと思い、
ほぼ毎日投稿し、生きがいのひとつとなっている。
買物と庭の手入れは、家内との約束で実行しているが、
買物と散策などで、平日の日中の時間を知り、
社会を知る上で、いろいろと教示させられた。
庭の手入れに関しては、退職前の構想として、
樹木、草花の春夏秋冬のそれなりのイメージがあったが、
手抜きが多いのが実態である。
映画鑑賞はビデオ・テープ、DVDの保管棚から居間で観よう思っていたが、
ときおり観る映画は圧倒的に1960年代前後が多いので、苦笑している。
音楽はカセット、CD、DVD等で視聴しているが、
何故かしら敗戦後から2000年の頃までの曲を聴くことが多い。
テレビを視聴するのは、ニュース、天気予報ぐらいであり、
ときたまドキュメンタリーの番組を観る程度である。
読書に関しては、新聞をゆっくりと精読するのは予定通りであったが、
興味ある小説、随筆、歴史書、現代史などを高校性以来読み続けている。
散策、買物の折、本屋に寄ることが多く、新刊本、文庫本、雑誌を問わず購入したり、
ときには古本屋に寄ったり、或いは所有している本を再読したりしている。
著作者の導きで、私のつたないなり思考でその世界に思いを馳(は)せたりするのが好きなので、
日中のひととき、或いは夜、布団にもぐり寝付くまで活字文化にふれるのである。
何より日常生活で教えられたのは、
玄関庭、主庭の四季折々の陽射しのうつろいであった。
平日の静寂なひととき、朝方、昼下り、夕暮れ、と移ろう情景に、
私は独り見つめて享受している。
ときおり、退職前の時期で予測したこと、
そして現実に過ごしてきた生活を振り返ったりすることもある・・。
現役時代は、時間が勝負、と思っていた。
ある程度の年収を得れば、責務と権限が伴うので、
定例業務は素早く終わらせ、改善策を色々と思考し、具進したりしていた。
これらに伴い、与えられる業務量は増したので、睡眠時間を削り、
ときには徹夜をいとわないで、勤務していたりした。
どなたでも同じと思われるが、会社の駒(こま)のひとつ、
と空(むな)しさと感じたこともあり、
或いは達成感の喜びもあったりしてきた。
そして、自分の敵は自分である、という思いで、長年勤務をしてきた。
こうした理由もあり、定年退職の数年前から、
せめて退職後は、自分の好きなことで、時を過ごしたい、
と切実に思ったわけである。
退職後の無職の年金生活は予定通りであった・・。
昭和19年に生を受けた私は、
満62歳を過ぎる2年間は報酬比例部分としてほぼ満額の6割弱で、
現在は満額を頂き、生活の基盤としている。
我が家は生活の諸経費は満額となった年金でまかない、
旅行費、思いがけない経費は多少の貯金を取り崩して生活している。
これらは退職前の想定どおりでにあり、
年金生活で時間が自由の身であるが、それなりに自身の趣味の世界で忙しいのである。
国内旅行は私達夫婦の共通の趣味であり、
四季折々、各地を訪(おとず)れている。
私が予想外としては、家内が祭り好きなので、地方の祭りを観たりしている。
そして温泉滞在は3泊4日程度は予期していたが、
これ以上の滞在が多い時もあったりしている。
旅行はあくまで非日常生活なので、
月の大半を過ごしている肝要な日常生活に於いて、
予測していたことと差異があり、微苦笑をしたりしている。
私は文章を綴ることが好きなので、
電子メール、或いはホームページを開設する予定であったが、
退職後まもない時に、ブログの世界を知り、これ以上最適なことはないと思い、
ほぼ毎日投稿し、生きがいのひとつとなっている。
買物と庭の手入れは、家内との約束で実行しているが、
買物と散策などで、平日の日中の時間を知り、
社会を知る上で、いろいろと教示させられた。
庭の手入れに関しては、退職前の構想として、
樹木、草花の春夏秋冬のそれなりのイメージがあったが、
手抜きが多いのが実態である。
映画鑑賞はビデオ・テープ、DVDの保管棚から居間で観よう思っていたが、
ときおり観る映画は圧倒的に1960年代前後が多いので、苦笑している。
音楽はカセット、CD、DVD等で視聴しているが、
何故かしら敗戦後から2000年の頃までの曲を聴くことが多い。
テレビを視聴するのは、ニュース、天気予報ぐらいであり、
ときたまドキュメンタリーの番組を観る程度である。
読書に関しては、新聞をゆっくりと精読するのは予定通りであったが、
興味ある小説、随筆、歴史書、現代史などを高校性以来読み続けている。
散策、買物の折、本屋に寄ることが多く、新刊本、文庫本、雑誌を問わず購入したり、
ときには古本屋に寄ったり、或いは所有している本を再読したりしている。
著作者の導きで、私のつたないなり思考でその世界に思いを馳(は)せたりするのが好きなので、
日中のひととき、或いは夜、布団にもぐり寝付くまで活字文化にふれるのである。
何より日常生活で教えられたのは、
玄関庭、主庭の四季折々の陽射しのうつろいであった。
平日の静寂なひととき、朝方、昼下り、夕暮れ、と移ろう情景に、
私は独り見つめて享受している。